我等骨折り仲間!!-MXPXと青春【THE PUNK ROCK and YOUTH#03】
the punk rock and youth#03
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Greenday,Blink-182と着実にメロディックパンクの最重要を抑えていった私は衝撃的なテレビcmと出会う。
同世代の方なら耳にしたこともあるのではないか?
衝撃的だった!たしか日産X-TRAILのcmかなんかだった気がする。
The CrushのI Fought the Lawもこのcmで知ったな。
ツービートで突っ走ってサビは大合唱!それだけ!2分ちょっと!いたってシンプル!!!原点にして頂点!それでいい!それがいい!
映画は2時間を通して感動させられるけど、パンクロックはたった2分ちょっとで感動できるんだぜ?!
生き急いでるやつへのコスパの良さ!
当時中学生だった私はCDショップへ走った。
これはTSUTAYAで借りるのではなく、「買い」だ!
中学のダサいジャージを着て走った、走った、すでに満身創痍だ〜
同級生はこんな音楽ばっか聴いてる(でもそれは後に最高だと知る)
「洋楽は英語で何いってるかわかんねーよ。オレンジレンジの方がいいっしょ」そう言われたことを今でも忘れない!!!!!
家に帰って歌詞カード・和訳を開いた。
「何いってるかわかんねーけど、パンクロックは衝動で聞くもんだぜ!」
きっと当時の僕はこう思っていたことだろう。
the broken bonesの頁を開く。
we are the broken bones, whoa!!!
(我等骨折り仲間!!!)
我等骨折り仲間?!ダッサ!!!!
と思ったのはいい思い出。
(当時の和訳はテキトーなものが多い)
この曲でアメリカのストリートカルチャーを知った。
スケボー、BMX、いけてるキッズはこんなことしてるんだ。
当時買ったばかりの超雑な耳コピでギターをかき鳴らした。
スケボー、BMXなんてやる勇気はなかったけれど、そんな僕も骨折り仲間になれた気がした。
MXPXは今も変わらず、ずっと当初からのスタイルを変えずに今でもパンクロックをしている。日本にも変わらず来てくれている。
アメリカのパンクロックシーンではもう大御所のはずなのに、中規模クラスの箱で演る。
パンクロックのローカルさ、いわゆるインディーさを失わずに今も活動している。
MXPXはがっつり突き進んで、ちょっぴり泣ける。
メロディがそうさせる。
後輩のNew found gloryとコラボしたこの曲は優しい。
ちなみにブルーハーツもリスペクトしていて、日本公演の際にはリンダリンダをやってくれる。
僕はMXPXを聴くと今でも中学時代のダサいジャージに着替えて疾走している姿に舞い戻る。
何度も言うが、タイムマシンはすでに完成されているのだ。
MXPXありがとう!今でも活動を続けてくれて!
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それではまたお会いしましょう!
RyO
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