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いまさら聞けない...クラウドPOSレジを導入するメリットとは?

ども、スマレジの新垣です。

昨日NET FLIXで「THE FIRST SLAM DUNK」を観ました。ストーリーもアニメーションも素晴らしかった。泣いた。劇場に観に行かなかったことを後悔しまた。大画面で観るべきだったなー…

と思ってたら、
なんと!2024年8月13日(火)から復活上映予定とのこと。観に行こうかなー。

さて、
今回は「クラウドPOSレジのメリット」について書いてみたいと思います。

こんな"あなた"にオススメの記事です。

  • 店を始める個人事業主

  • 多角化や新規事業で店舗ビジネスを始める企業

  • レジをクラウドPOSレジにリプレイスを検討している既存店

こんな悩みはありませんか?

  • iPadでレジができるらしいけど、どんなことができるのか手っ取り早く知りたい。

  • カッコいいから、iPadレジを入れたいと思っているけど、普通のレジと何が違うの?

  • クラウドPOSレジを導入すると、お店や経営にどんな良い影響があるの?

  • ザクっと、メリットを知りたい。

クラウドPOSレジのメリットは多岐にわたります。この記事では以下の「3つの観点」で重要な点を最小限にまとめてみます。

  1. 経営

  2. オペレーション

  3. マネジメント


1.経営メリット

1-1.売上分析ができる。

クラウド型POSシステムでは、クラウド上にPOSデータが一元化され、売り上げの分析がしやすくなります。日別、商品別、時間帯、店舗ごとなどの分析も可能です。インターネット環境があれば、いつでも、どこからでも管理画面にログインして、リアルタイムで売上を把握できるのもメリットでしょう。

1-2.少ない初期投資で導入できる

iPadなどのタブレットで動かすクラウドPOSレジは、設置スペースや初期投資を大幅に削減することができます。最近では「IT導入補助金を活用できる」ものも増えているようです。

1-3.マーケティングのメリット

顧客管理のあるプランを選ぶことで、顧客を会員化することができます。デジタル会員証と組み合わせて取引データを登録することで、顧客の買い物動向を知ることができ、的確なコミュニケーションや販促ができるようになります。

昨今では、お店独自のアプリを導入して、顧客の獲得から継続的なコミュニケーションまで可能とする「デジタル会員証アプリ」を導入する店も増えてきました。

普段慣れしたんだ「LINE公式アカウント」とつながるようなアプリもありますので、クラウドPOSレジ導入を検討する際は「デジタル会員証アプリの導入」も同時に検討して、マーケティングメリットの最大化を目指すと良いでしょう。
※POSと顧客管理を組み合わせることのメリットは奥深いので、改めて別の記事でお伝えすると致します。

1-4.会計ソフトと連携する

お店経営を始める場合、個人事業主なら確定申告の必要があり、企業(法人)なら、会社法と法人税法に基づき、会計帳簿の作成と保存が義務付けられています。

会計帳簿を作成するには会計ソフトが便利ですが、店の売上をいちいち会計ソフトに打ち込むのは業務的に負担となります。クラウドPOSレジには、会計ソフトと自動で連携するものもあります。会計ソフトと連携することも、経営的なメリットと言えるでしょう。
※会計ソフトfreeeと連携させる
※会計ソフトマネーフォワードと連携させる

1-5.レジの台数を簡単に増やすことができる

「来月はキャンペーンで忙しいからレジの台数を増やしたい」そんな要望に直ぐに対応できるのがクラウドPOSレジのメリットです。追加したい端末にレジアプリをダウンロードすることで、すぐにレジ台数を増やすことができます。何台まで増やせるかなど、詳細は各クラウドPOSレジのサイトをご確認ください。

2.オペレーション・メリット

2-1.会計ミスの減少と時間短縮

計算機やガチャレジで会計をすると、登録ミスが発生する可能性があります。クラウドPOSレジなら、あらかじめ登録しておいた商品を選択することでレジに金額を反映させますので、ミスが大幅に減ります。

商品のバーコードを読み込んで登録することも可能で、会計のスピードが早くなるメリットもあります。

2-2.締め処理時間の短縮

店を始めると1日の終わりにかならず「レジ締め」作業が必要です。1日の売上を集計する大事な作業ですが、計算を間違えると何度もやり直さなければならず、ストレスに感じている人も多いことでしょう。クラウドPOSレジには精算の計算を楽にする機能が備わっているものも多く、締め処理の時間短縮に貢献するでしょう。
【参考】スマレジで精算処理をする方法(動画)

2-3.不正防止

スタッフの操作ログを記録することで不正を防止することができます。レジと自動釣銭機を連携することで、お金に触れない運用が可能となり不正防止に貢献します。

最近では「防犯カメラ」と連携できるクラウドPOSレジもあるため、不正防止できるというメリットは大きいでしょう。

2-4.レジ教育時間の短縮

クラウドPOSレジは直観的な操作が可能で、商品をスキャンしたりボタンを押すだけで簡単に入力できるため、新人スタッフでもすぐに使い方を覚えることができます。

2-5.商品登録作業の迅速化

商品登録作業も簡単です。CSVで一括登録できるものもあるため、既存店のリプレイスでも迅速に商品登録作業をすることができるでしょう。

2-6.キャッシュレス決済対応

キャッシュレス決済と連携できるクラウドPOSレジも多くあります。お店にキャッシュレス決済を導入したい場合は、クラウドPOSレジと同時に検討するとよいでしょう。

3.マネジメント・メリット

3-1.情報共有

4: クラウドPOSレジを使用すると、複数の店舗間で情報を簡単に共有できます。新商品や価格変更などの情報を一括管理し、リアルタイムで全ての店舗に配信することが可能です4。

3-2.在庫管理

在庫情報も即座に更新されるため、在庫管理の業務が楽になります。品切れを防ぐことにも貢献するでしょう。店の在庫管理を効率的にやりたい場合は、在庫管理機能があるクラウドPOSレジを選ぶのが良いでしょう。

3-3.品ぞろえの適正化

クラウドPOSレジを導入し売上分析を始めると、売れ筋商品や死筋商品を数値で把握することができるようになります。在庫管理の最適化と合わせて、品ぞろえの適正化にも貢献するメリットがあるでしょう。在庫と品ぞろえを管理することで商品回転率を向上させる。これがお店の課題です。商品回転率が高い方が、仕入れにかかった費用を短期間で売上に転じられていると考えると、商品回転率を向上させたい場合は、在庫管理機能があるクラウドPOSレジを選ぶ必要があるでしょう。

3-4.フェーシングの合理化

在庫管理と品ぞろえの適正化と合わせて、棚台のフェーシングの合理化にも貢献します。フェーシングは店の売上に直結する大事な業務です。クラウドPOSレジでデータ経営を始めたら、日々のデータを基に売上を最大化させるフェーシングにチャレンジすると良いでしょう。

3-5.顧客購買動向の把握

3-6.タイムリーな販促

3-7.顧客の固定化

3-5.~3-7.については「ID-POS」「CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)」「FSP(フリークエント・ショッパーズ・プログラム)」のメリットとなります。1-3.で書いた「マーケティング・メリット」と合わせて、別記事で詳しく書きたいと思います。

カン経営は時代遅れ

クラウドPOSレジが当たり前になったことで、すべての店舗ビジネスが「データビジネス」になったと言っても過言ではありません。少し言い換えると「すべての店舗がデータビジネスにチャレンジできる時代」になったということが言えます。ぜひ、クラウドPOSレジを導入し、データ経営にチャレンジしてください。

高度成長時代のようにモノが売れなくなりました。ほぼ全ての市場が成熟市場となり「何を選んでも、だいたいいいんじゃない」という時代となりました。いわゆるコモディティ化です。

コモディティ化とは?
製品やサービスについて、性能・品質・創造性・ブランド力などに大差がなくなり、顧客からみて「どの会社の製品やサービスも似たようなもの」に見えるようになった状況。

wikipediaより

今日売れているものが、明日も引き続き売れるという保証はありません。コンビニの商品の入れ替わり多いことからなんとなく想像がつくかと思いますが、現代は多品種、少量、短サイクルのマーケットだと言えるのではないでしょうか。こんな時代に勘だけで経営するのはナンセンスであり時代遅れであると言えるかもしれません。

「誰が」「いつ」「何を」「いくらで」「何個」「どこの店舗で」買ったのか。数値というデータを収集して経営する、データ経営が求められているのです。

店舗ビジネスのデータ経営の中心にあるのが「クラウドPOSレジ」である。

ぜひ、メリットが沢山あるクラウドPOSレジの導入をご検討ください。

ではまた。


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