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もっと表現を、磨きたい
最近ある痺れる言葉に出会った。
それはシンガーソングライター、あいみょんさんのつぶやき。
たった2文字で伝わる事を、
— あいみょん 🦭 (@aimyonGtter) November 9, 2020
わざわざ500文字にする事が作詞の楽しいところなのかもしれないです。
挙がっていた例として、「好き」ということを伝えるために「愛した」とか「恋しくて」とか3文字4文字で表現もできるし、あいみょんさんの歌詞から引用すれば
「僕の心臓のBPMは190になったぞ」
いわば婉曲的な意味で「好き」をあらわしている言葉になる。そして究極は1曲まるまるが「好き」を伝えるためのメッセージである、ということも。それが「たった2文字で伝わる事を、わざわざ500文字にする事」という意味合いにつながっていくんだろう。
痺れるね。カッコいいね。
立場はちょっと違うけど、自分が今やっている広報に関わる仕事もあらゆる場面で〝表現〟が求められてくる。
広報としてどういう人を巻き込んでいくかって、例えば障がいのある方で「本当は働きたいのに、どこにつながっていいかわからない」と悩んでいる方に対し、発信を通じてリハスの各就労支援事業所のご利用者様の数を増やしていく。というのも1つの目標だ。
1番は”その方”が必要なつながり先を見つけていくことで、その選択肢の1つとしてリハスを考えてくれたら嬉しいな、と。
そのためにいろんなアプローチをする。
事業所ページを作成したり、SNSで発信をしたり、広告を出したり。
しかもこれらは「すればいい」わけじゃない。
いくらつくっても必要な人に届かないと意味がない。そして人それぞれによって必要としている情報は違う。
社内の採用に関しても同様だ。
入社1年目、就労継続支援B型事業所にて支援員として働いていた時に上司から言われた言葉を今も大事にしている。
「1人1人によって、伝わる言葉、伝わる伝え方って違うからね」
当たり前なことなのに、忘れてしまいがちなこと。
自分が伝えたい1つのベクトルを、徹底的に磨けば全員に伝わると思ってしまう。だけどそんなことは限りなくゼロに近い。
丁寧な表現を好む人もいれば、フランクな表現を好む人もいる。
大事なのは伝えたい相手を知ること、
そのうえで相手ごとに伝わる伝え方の手段を自分でもっていること。
知らないのは言わずもがな、知っていてもそこに合う武器を持ってなきゃ意味がない。
この学びは広報でも生きる。
それこそあいみょんさんみたいに、2文字で伝わること、単語で伝わる事を、文章にして表現することで伝わる事もある。
しかも文章だけじゃない。
文章よりもデザインの方が伝わることがあるし、デザインよりも動画の方が伝わることがある。いかに自分の手札をたくさん持っているか。
そういった意味で、もっと表現を磨いていきたいな。
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