見出し画像

ポジティブをどう伝える?

広報という立場で発信をしていてもおもうことだし、
自身の発信をしていても思うことなんだけど、

”ポジティブをどう伝えるか”

ってちょっと悩む部分だと思う。


自分がポジティブかネガティブかは、自分自身でコントロールする部分だから今回言及するところじゃない。受け取り方も人それぞれだと思うし。

ちなみに自分の場合は、
ポジティブもネガティブも愛したいと思ってます。過度に受け入れすぎず、過度に目をそらそうとせず、”事実”として感情を受け止めたいと。

必要に応じて悩んで、必要に応じて誰かを頼って。
そんな感じで向き合っていければ。

話を本題に戻して。

このテーマが気になったのって、ある動画を見てた時に
「組織を広報していくにあたって、ポジティブな側面を伝えていくのって難しくないですか?」

という話題になっていた。

確かにな、と思った。

仕事という場面においてもそうだし、家族友達人間関係全般に言えることなんじゃないかなと。

・自分はこんなこと得意ですよ!
とか
・こんな取り組みをやりましたよ!
とか、

そういう発信ってある。

確かに1回や2回そういったポジティブな部分を見ると「すごいね!」「ありがとう!」となる。でも特に仕事とか家族という関係になるとそれがやがて”日常”と化す

〝やってあたりまえ〟
〝できてあたりまえ〟
〝それがあなたの役割〟

みたいな。出来たことに対して光を浴びていた部分が日常と化すことで出来なかった・期待外れだった時に光を浴びるようになる。

だからといって「自分たちこんなことやってますよ!」「今日風呂掃除したよ!」みたいに自分たちからアピールしても、上記で書いた

〝やってあたりまえ〟
〝できてあたりまえ〟
〝それがあなたの役割〟

の言葉がそっくりそのまま返ってくるだろう。でもそんなこと言われると、「あれ、なんのためにやってるんだろう」と思ってしまうのが人間の心理だと思う。

なので自分が逆の立場だったら感謝は伝えていきたいと思う、という宣言だけしておいて、発信する立場ができることって何だろうか?


やっぱり「主語を自分にしちゃいけない」んだと思う。

「自分(たち)がこういうことをしましたよ!」

ではなくて、

「(自分たちがこういうことをした結果として、)こういったポジティブな状況になりましたよ!」
「(自分が風呂掃除をした結果として)今日も気持ちのいいお風呂に入れるね!」

みたいな(例があっているのかわからないが)。

何か人って自分に関係があると感じないと情報が頭に入ってこないと思う。もっと言うと自分にメリットがあることじゃないと。

だからいかに"自分事"にさせるかって大事なんだろうな、と。

主語を自分にするんじゃなくてあなたにする。
そうすることで得た褒め言葉は、当然その状況をもたらした自分への褒め言葉になるから。


そんなこと、意識していきたい。

この記事が参加している募集

今後の記事の質向上のための資金として使わせていただきます!