見出し画像

歴史的な一日に生まれた空気を読むコンテンツ

公式SNSを運営する際に度々言われるのは”Read the Room"という表現。簡単に要約するとプラットフォーム上の空気を読むこと。これが一番重要であり、難しい。英文記事ですが、スポーツチームでのSNS運営について記載されており、文中でもこの表現が使用されています。

現地2021年1月20日は歴史の変わり目、大統領就任式でした。新型コロナウイルスというパンデミック禍、そして前大統領が色んな意味で議論を呼んだことから大統領が変わる以上の日として報道されていたように思います。

スポーツが政治にまつわるコンテンツを作る。ファンのみなさん全員が同じ思想を持っているわけではいないので非常にリスクはあります。それでもこの歴史的な1日にどうアプローチするかは球団によって様々です。今日米国スポーツ界のコンテンツで一番話題を呼んだのはNBAゴールデンステート・ウォリアーズだったでしょう。

オークランド出身の副大統領カマラ・ハリス氏。マダム・バイスプレジデントの頭文字を取ってMVP。史上初の女性副大統領。歴史の変わり目を彩る素晴らしいコンテンツへと仕上げました。

そしてこの日SNS上でユーモア溢れる形で話題となったのは、大統領就任式に参加したバーニー・サンダース上院議員の服装。#BernieMeme としてハッシュタグにもなり、スポーツ関連の色んなアカウントが”悪ノリ”しています。

こういう姿がすぐさま拡散し、それを瞬時にコンテンツにしてしまうスピード感は改めてインターネットの威力を思い知らされました。それぞれが組織の考え方を下に”空気を読んだ”結果が、この歴史的な日に新たなコンテンツとして表現されました。


この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?