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事実→意見(結論)→理由

こんにちはー!
今日のnoteは、事実→意見(結論)→理由というお話です。

結論から話すのは難しい

この季節になるとビジネス術を目にすることが増えます。
よく目にするものの1つに
「結論から話す」
と言うものがあります。

結論から話して3つ根拠を言うとか、PREP法などの型が紹介されている記事や本も沢山あります。

PREP法とは、
Point :要点(結論・主張)
Reason :理由(結論にいたった理由・そう主張する理由)
Example:具体例(理由に説得力を持たせるための事例・データ・状況)
Point :要点(結論・主張)

結論から話すことはとても大切ですし、PREP法はとても伝えやすくて、伝わりやすい型なので覚えて、活躍していくのが良いと思います。

僕もこのnoteを書く時にPREP法を多用してます。

しかし、常に結論から話すのが効果的かと言うとそうではありません。
実際の仕事の現場でも、結論から話すことをふさわしく感じられる場面は限られています。
皆さんも、結論から話せと言われても、なんだかうまくいかないという場面はありませんか?


別に大した意見はない

結論から話すことがうまくいかないのは、なぜでしょうか?
僕は「別に大した意見はないから」だと思っています。
手段の目的化すぎて恥ずかしいですが、毎日noteを書いていると、別に大して主張したい意見じゃないけど書くこともあります。(読んでくれてる方、マジですみません!)

そして、ビジネス現場では、主張はないけど意見を求められることが圧倒的に多いです。
・・・僕だけですかね?なんか恥ずかしいことを大声で言っている気がしてきましたw
もし、皆さんが、「いや、意見はあるよ!主張したいことだらけだよ!」って感じだったら一緒にしてごめんなさいw
そんな方はPREP法を多用しちゃってください!


話を戻します。
意見はあった方がいいですけど、別にどっちでもいいことも、なんか正直よくわからないこともありますよね。
そんな時は、「事実→意見(結論)→理由」で話すことをオススメします。

ロジカルだし、価値提供できる

なぜなら、仰々しすぎずにロジカルに話すことができ、価値提供できる可能性が高いからです。

「私は、この件はどちらでもよいと考えています!なぜなら……だからです。例えば……。ゆえに、私は、どちらでもよいと考えます。」
・・・・どちらでもよいという主張をPREP法で行うと、こうなりますw
意見の薄さに対してとても仰々しいですね。

「ここまでの議論で、現状は〇〇、目指すべきは〇〇ということが明白になりました。そして、我々は明日までにA案かB案かを決める必要があります。私としてはA案でもB案のどちらでもよいと考えます。なぜなら……だからです。」
事実→意見(結論)→理由で話すとこうなります。
もちろん、理由などにより、説得力は変わりますが、あくまで主張が別にないときの話の組み立てとしては事実→意見(結論)→理由の方が話しやすいと思いませんか?

まず、事実から話すことで、議論の中で見失いがちなテーマを掴み直すことができる可能性があり、それ自体が価値提供になることもあります。
そして、意見がないときにありがちな「事実と意見を混ぜて話す」という、わかりにくい話になる罠に陥るリスクを軽減できます。
何より、意見が薄くても主張が強すぎないので言いやすいと思いませんか?w

noteとかブログなんかを読むときも、何か面白い経験からの気づきを話すなら、まずその経験(事実)から書いてもらった方が、引き込まれたりしますよね。
本当は面白い経験を一番伝えたいのに、薄い結論を無理に最初に持ってくると、面白さが伝わらなくなってしまいます。

最後に

今日は、事実→意見(結論)→理由というテーマでお話ししました。
僕らは普段、意見がない(薄い)のに意見を求められる場面が沢山あります。
そんな時は、結論から話すよりも、事実→意見(結論)→理由という順番で話すのが便利というお話でした。

しっかりと意見を持つという結論ではなく、意見は薄いまま、言い方で乗り切ろうという自分に甘い考えがものすごく自分らしいなと、書きながら思いましたww

では、また!



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