【共有】北野唯我さん著「仕事の教科書」の凄さについて
こんにちはー!
今日のnoteは北野唯我さんの「仕事の教科書」という本の読書感想文です。
多くのビジネスパーソンに届いてほしい
僕が今日のnoteを書く目的は『多くのビジネスパーソンに「仕事の教科書」が届いてほしい』ということです。
僕は、たくさんの仲間と共に、元気に明るく、助け合って生きていきたいと思っています。資本主義というルールのせいで、競い合っているような気持になりますが、仕事の本質は助け合って生きることだと考えているからです。
そして、この本はタイトル通りに仕事の教科書であり、仕事で成果を出すための方法論が書かれています。これを読んだ人が増えれば、多くの働く仲間たちが、元気に明るく過ごすことができるはずです。
通常、教科書には普遍的な真実が書かれていています。
「仕事の教科書」も、実践をすれば、ベテランになればなるほどハマってしまうビジネスパーソンの落とし穴にハマらなくて済む、普遍的な真実が書いてあるのです。そして、その落とし穴を意識させることなく、効果的に成果を出すための道を示してくれています。
改めてまとめると、
僕は「仕事の教科書」が多くのビジネスパーソンに届いてほしいと思っています。仲間であるビジネスパーソンたちが、落とし穴にハマらずに効果的に成果を出す方法が書かれているからです。
それが、このnoteで伝えたいことです。
kindle版「内定者への手紙」が原作
この本は、kindle版「内定者への手紙」が原作になっています。
ですので、(僕が思う)この本の魅力は、以前書いた↓noteに書いたこととほぼ同じとも言えます。
具体的な魅力は以前書いたnoteに譲り、今日は、多くのビジネスパーソンに届いてほしいと思うに至った背景から、「一回、読んでみたらいかがでしょう?」という提案までを書いていきます。
おそらく、僕が「仕事の教科書」の凄みに気が付いたのは、「内定者への手紙」を何度も読んだからです。(実は、巻末のスペシャルサンクスにも僕の名前入れてもらえているのですが、)北野唯我さんのオンラインコミュニティで、校閲をすると言う体裁で、原稿を読ませてもらっていたからです。(実際は読んで楽しむだけw)
kindleで買った後も読んでいるので、合計で30回くらい読んでいるかも・・・
そんな僕だからこそ気が付いた「仕事の教科書」の凄さは、「落とし穴にハマらずに効果的に成果を出す方法が書かれている」ことです。
僕は、多くの人々が良い意味で「楽に生きる」ことができるようになると良いなと思っています。
よくある落とし穴から、自然と逃れることができて、成果が出せれば、「楽に生きる」ことに繋がっていきます。だからこそ、多くのビジネスパーソンに届いてほしいと思うのです。
手段の目的化を回避する方法
「仕事の教科書」には、落とし穴にハマらないで成果を出せるやり方や考え方がたくさん書かれています。
その一例を紹介します。
僕が特に凄みを感じたのは「手段の目的化」についてです。
この本では、「手段の目的化」という言葉は出てきません。直接的に「手段の目的化」という落とし穴について解説されることはありません。
では、どの部分でそれを学ぶのか?
「分解の法則」という仕事の進め方について知ることで学ぶことができるのです。
僕のように(20年近くビジネスパーソンしてます)ベテランになってくると、これはいわゆるKGIとKPIの関係だと気が付きます。
そして、KPIというものは追いかけている間に手段の目的化を招きやすいという特徴があります。目の前のKPIを追いかけている間に本来の目的を見失うわけです。
しかし、この「分解の法則」を理解していれば、目的を見失うことはないでしょう。実際にKPIを測り、PDCAを回すことを実践するときも、目的に対して分解されている構造を理解して、仕事を進めることができます。
この本では、よくあるビジネス書ではKPIとか、PDCAとか表現されてしまうことを「分解」という平易な日本語に言語化することで、若いビジネスパーソンに本質を伝えることに成功しているのです。
僕は、何度もこの本を読む中で、この事実に気が付いて、その凄みに驚きました。
KPIは目的ではない!とか、手段の目的化を防げ!と言われても、実践することは難しいです。↑僕も何度か言語化に挑戦していますが、納得いく内容にはなりませんでした。
しかし、「仕事の教科書」では、「分離の法則」(と「セントラル・サブの法則」)で「手段の目的化」という言葉さえも使うことなく、落とし穴からビジネスパーソンを救うことに成功しているのです。
これは、本当に驚異的なことだと思いませんか?
毎日noteを書き、何とか言語化することに苦心している僕としては素晴らしいとしか言いようがありません。
他にも、
・心身のバランスを崩してしまう
・感情のコントロールができない
・書くことが得意だと思っていたら下手になっていく
・話すことが得意だと思っていたら伝わらなくなっていく
などの落とし穴にハマらない方法が、書かれています。
当然、手段の目的化と同様、それについて直接的に解説しているのではなく、具体的な方法論として、考え方と行動が書かれています。
「仕事の教科書」が、上記の落とし穴たちを直接的に解説しているのではなく、体系的な行動原則によって落とし穴を回避できる本になっているということは、ベテランのビジネスパーソンであればあるほど、驚くべきことなのではないでしょうか。
一冊の本にそんな力があるのか?
とはいえ、そんな力が一冊の本にあるのか?と思うかもしれません。
確かに、僕も「仕事の教科書」への読書体験がなければ、そう思ったと思います。
僕が、この本にはビジネスパーソンを落とし穴から救う力があると断言できる理由は2つあります。
ひとつ目の理由は、この本の「おわりに」を読んでいただけると分かります。
「おわりに」には、「なぜ、自分の仕事術を一切出し惜しみすることなく公開したのか?」という疑問への回答が書かれています。
言い換えれば、この本は北野唯我さんの仕事術の全てが書かれているということです。「転職の思考法」「天才を殺す凡人」などの働く人への応援歌を書いてきた北野唯我さんの仕事術の全てであれば、それだけでビジネスパーソンを落とし穴から救う力があると言ってもいいのではないかと思います。
ふたつ目の理由は、僕自身が落とし穴から救われていることです。
これが、最大の根拠です。
実は、僕は何度も同じ本を読むことがありません。原稿の校閲からご一緒できたことで、「仕事の教科書」は何十回も読みました。
そして、顕著に自分の成長を感じました。
kindle版は「内定者への手紙」というタイトルなので、ちゃんとベテランの自分が成長していくことに少しの恥ずかしさを感じながら・・・
手段の目的化を言語化して避けることができ、感情のコントロールの目的を理化してトレーニングすることができ、自分の心身と向き合うこともでき、このnoteの文章も少し短くなりましたw
きっと何度も読み返すことで効果は上がると思います。僕は、20年近くのビジネスパーソンとしての知識と経験では得ることのできなかった行動理論を得ることができました。
そして、もう実践できていることも、改めて体系的に理解できるので、チームメンバーへ効果的に教えたり伝えることができるようになりました。
若者は、素直に、仕事の教科書として。
ベテランは自分の行動理論の棚卸と、メンバー育成のため。
「仕事の教科書」を繰り返し読んでみてはいかがでしょうか?
最後に
今日は、北野唯我さんの「仕事の教科書」という本の読書感想文を書きました。
「仕事の教科書」に出てきた法則を駆使して書いてみたつもりですが、いかがでしたでしょうか。(一文は40文字以内!がムズい!!)
実は、僕が「仕事の教科書」の一番素晴らしいと思っているポイントは、「紙の書籍であること」です。
「内定者への手紙」ももちろん素晴らしいのですが、kindleなので人にプレゼントすることができませんでした。どうしても読んで欲しい後輩にはAmazonギフトをプレゼントしていたのですが、「なんか違うなー」って思っていました。
「仕事の教科書」が出てからは、本をプレゼントできるのですごくありがたいなと思います。
僕から「仕事の教科書」をプレゼントされたあなた!
「スペシャルサンクスに僕の名前もあってー、勉強にもなるからあげるよー」とか照れ隠しで言ってますが、すごく全力で、これからも一緒に頑張って行きたいなって思える仲間だと思ってます。
直接言うのは恥ずかしいけど、そこのところ、よろしく!
では、また!
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