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僕の当事者意識は、当事者になった時に芽生え、やがて当事者意識ではなくなった

こんにちはー!
今日のnoteは「僕の当事者意識は、当事者になった時に芽生え、やがて当事者意識ではなくなった」というお話です。


当事者意識は育たないのではないか?

マネージャーになって良く聞く言葉に、当事者意識が足りないとか、当事者意識を育てるというものがあります。
そして、その言葉を聞くたびに、僕はモヤモヤした気持ちになります。
当事者意識は育たないのではないか?と思うからです。


当事者になって芽生えた当事者意識

実際に僕は若いころ、当事者意識が低かったです。一方でマネージャーがメンバーの当事者意識が低いと感じる気持ちもわかります。
チーム全体の結果に対して、自分事として取り組んでほしいんですよね?
僕もそう思います。

しかし、僕に当事者意識が芽生えたのは文字通り当事者になった時であり、チームのリーダーでもないのに当事者として物事をとらえたり、取り組むことができたことはありません。

コンビニでバイトしていた時は、夜中お客様が来るたびに「ちっ、僕の時給は変わらないのにダルいな・・・立ち読みだけして帰ってほしい・・・」って思ってましたし、前の会社に入った時は、「会社傾いても転職するし、自分の給料がちゃんと出ればとりあえずOK」って思ってました。
今の会社に入っても、自分の成績は気になっても、チーム全体のことは気になりませんでした。

厳密にいうと、気になっているふりをしていましたが、それはマネージャーが「当事者意識を持つ」ことを期待しているのがわかっていたからです。
本当は自分の成績にしか興味なかったです。
その時の僕にとって、自分の成績においてのみ、当事者だったからです。

そんな僕がチームに対して当事者意識が芽生えたのは、まさにチームリーダーになった時で、自分が文字通り当事者になった時です。
そして、その時の僕にはもう、「当事者意識」なんて認識はなく、ただ単に当事者そのものでした。


そもそも○○意識って・・・

そもそも○○意識って○○じゃないから使う言葉ですよね。
被害者意識が・・・っていうときの対象は被害者ではない人ですし、仲間意識っていう言葉を使うときは仲間なのか微妙な時だと思います。
中流意識、人権意識・・・
何にしても、○○意識を持つという表現になるとき、そうではない人の考え方にフォーカスしたものになっています。

そう考えると、当事者意識を持てというのはなかなか難しそうな気がします。
「○○意識を持つな」ならわかります。○○ではないのですから。

被害者じゃないんだから被害者意識を持つな、中流でもないのに中流意識を持つな・・・これならできそうです。でも・・・そうじゃないのに意識を持てというのは無理なような・・・(屁理屈)

これは、当事者意識を持てなかったし、今でも社長の意識で仕事することは出来ていない僕による言い訳ですが、当事者意識を持つためには当事者になるしかないのではないでしょうか。もちろん、その時は当事者そのものなんですけど。

・・・っていうか、当事者である分だけ当事者意識を持って(それはみんな持っているはず)活躍すれば、チームも勝てるようにデザインするのがマネージャーの仕事の一つですよね!(自爆)

最後に

今日は「僕の当事者意識は、当事者になった時に芽生え、やがて当事者意識ではなくなった」というテーマでお話ししました。
当事者意識は当事者にならないと身につかないのではないかという内容でした。
書いていて、当事者意識という言葉が抽象的すぎて、僕みたいにめんどくさいやつがゴチャゴチャ言うのではないかという気がしたので、僕がメンバーにお願いするときや、自分で意識するときは「2階層上のマネージャーの視点でとらえる」とか「自分の上長の視点で考えてみる」っていう表現にしていこうかなと思いました。

では、また!




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