【#1092】ビジョンがないのは答え合わせが怖いから
元気ですかー?
今日のnoteは「ビジョンがないのは答え合わせが怖いから」と言うテーマのお話です。
MVVを作る
今週、コーチングを受けていて、僕個人のミッション・ビジョン・バリュー(MVV)を決めることにしました。期日は今月中!
「僕は〇〇屋です!提供できる価値は〇〇です!」と言えるようになるためです。そうすれば、自分の人生のハンドルを自分で握ることができる気がするのです。
そして、個人のMVVといえば、思い出したのですが、僕は古巣の会社が「ビジョンマッチング」(個人と会社のビジョンがリンクしている)と言うものを推進していたので、何度か自分のビジョンの言語化をしようとしたことがあります。
しかし、毎回、ビジョンを言語化するに至りませんでした。実際に仕事を紹介する現場でも、「ビジョンって言われても…私、ビジョンありません。」とおっしゃる方も多かったです。
今回は、MVVを作り切ると自分に約束したので、せっかくだから、なぜビジョンの言語化ができなかったのかという疑問にも仮説を見つけたいた思います。
言葉にして羅列して抽象化して、また具体化して
「ビジョンがない」とおっしゃる方によく伝えていたのが、やりたくないことがある以上、きっと何もビジョンがないなんてことはないということです。
・・・ブーメランがでかいな・・・!
でも、おそらくこれは真理です。困ったらやりたくないことを羅列して輪郭をハッキリさせよう…そんなことを思いながら、まずは自分を会社に見立てて、教科書通りに始めてみました。
詳しくアウトプットするのはまたの機会にして、進め方のダイジェストは以下の通りです。
リストアップしたり、出し尽くしたアイディアを行動と結びつけていくのは、一度出した具体的なアイディアを抽象化して、また行動に照らし合わせていくことになるので、具体と抽象を行ったり来たりすることになりました。
ビジョンがないのは答え合わせが怖いから
会社やチームのMVVを決めるときのように、株式会社自分のMVV作りを進めてみて驚いたのは、結構スムーズに作ることができるということです。
過去のnote読んだり(noteいっぱい書いててよかった!)、子どもの頃の行動原理を思い出したりしながら自分の価値観と向き合うのは楽しくて貴重な経験でした。
ただ、楽しいだけじゃなくて、「怖さ」のような「切なさ」のような感情を感じました。
なぜなら、ビジョンが決まるとそれが「ものさし」となり、出来事に評価できるようになるからです。
このようなビジョンを掲げるなら、地方拠点の責任者をしていたときのあのマネジメントは違うよな・・・とか、あのとき英語の勉強から逃げたのは良くなかったな・・・(僕の例です)とか、過去を評価できるようになってしまうのです。
これは、MVV、特にビジョンを決めるメリットであり、デメリットだと思うのですが、方向性が決まって意思決定や選択の時の基準となると同時に、その選択や、選択の後の行動が良かったかどうかも評価できるようになってしまいます。
冒頭でお話しした、いざとなるとビジョンを決められなかった自分自身や、「ビジョンなんてないです」っておっしゃっていた方も、今までの人生が評価できるようになるのが怖かったのではないか?なんて思いました。(みなさんは違うかも!でも僕はそう。)
僕は40歳にしてビジョンの言語化をやり切ろうと向き合って、自分と向き合って、これまでの答えもできてしまうことに怖さ6割、ワクワク3割、切なさ1割くらいの感覚があったので、もう少し若い頃にビジョンと向き合っておく方が痛みが少ないかもしれません。
僕の感覚的には社会人として10年くらい走った後の30歳ちょっとくらいがおすすめかなと思います。
最後に
今日は「ビジョンがないのは答え合わせが怖いから」というタイトルでお話ししました。
これまでの答え合わせをするのは怖いですが、MVVを言語化して答え合わせをすることで、改めて自分の人生を自分でハンドル握るための、自分が何で社会に貢献していきたいのかを形作っていくための第一歩になると感じました。
僕も今月中に完成させて、これからまた、挑戦していこうという状態なので断言はできないんですけど・・・MVVの言語化はプラスに働く気がしています。
では、また!
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