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自分を当事者にすると楽になる

こんにちはー!
今日のnoteは、自分を当事者にすると楽になるというお話です。


いい会社に入りたいのか?いい会社を作りたいのか?

内定後17年の僕ですら(正確には大学中退していて内定者とは言えない)、とても勉強になる耳の痛いことを伝えてくれると感じる「内定者への手紙」という北野唯我さんの本に「いい会社に入りたいのか?いい会社を作りたいのか?」という問いかけがあります。


・・・正直、いい会社に入りたいよね!
でも北野さんはこう続けます。

世の中には、たしかにダメな職場も、ダメな上司もある。ダメな事業もある。しかし、冷静に考えてみてほしい。その職場を誰が選んだのか? 誰がその仕事を選んだのか? それは間違いなく、私たちだ。

内定者への手紙より

ああっ・・・!その通りすぎて言い返す言葉がねぇ!けど厳しい!!

実は厳しくない

本の中でも、いきなりマッチョな考えを・・・という表現がありますが、確かにマッチョですよね。
ヘナチョコボディとしては、誰かが作ったいい会社に入りたいもんw

でも、実は「いい会社に入りたいのか?いい会社を作りたいのか?」という問いは、厳しくはないのです。
なぜなら、(就職活動時ならまだしも)いい会社に入りたいといつまでも考えている人は、愚痴しか出てこないからです。

実は、この会社が悪い(いい会社じゃない)という発想になる人は、この部署が悪い、部長・課長が見てくれない、施策がおかしい、プロダクトが悪い・・・と、無限に自分以外の何かのせいにし続けることになるのです。
これは、20年近い会社員生活の中で、例外を見たことがないので間違いないと言ってもいいと思います。

自分が会社の一員であるという当事者意識を持っていないと、愚痴ばかりが出てくるようになってしまうのです。
逆に言えば、自分が会社を選んだという意識と、自分も会社の一員であるという意識を持つことができれば、少しでも会社をよくするための思考や行動ができたり、よくしていきたいと思える会社に入るために転職活動をしたり、前に進むことができるようになります。

一見、厳しいように思える「いい会社に入りたいのか?いい会社を作りたいのか?」という問いは、実は豊かなキャリアを築いたり、前向きに仕事をしていくために、非常に大切な考え方なのです。そういう意味で、この問いかけはむしろ、優しいと言えます。

感覚には反するかもですが、いい会社に入りたいと考えるよりもいい会社を作ろうと考えるほうが、遥かに楽でよりよい状態になることができるのです。

会社以外も同じ

そして、これは会社以外でも同じです。

日本でも、都道府県でも、町内会でも、趣味のコミュニティでも、習い事でも、家族でも・・・
当事者意識を持っていないと愚痴が多くなります。

日本この国は、〇〇がダメだ・・・!」
「県知事が全然ダメ」
「ウチの家族は〇〇で、すごく嫌・・・!」

まぁ、そういう気持ちになるのは普通の感覚だと(僕は)思います。
でも、日本だって、家族だって、その一員としての自分もいますよね。
100%受け身じゃなくて、自分がより良くするためにできることもあるのではないでしょうか。
そもそも、家族と一緒に暮らすかどうか、どの国で生きていくか、どの町で暮らすか、誰と付き合うか・・・は自分で決めることができますし。

会社に限らず、自分で選んだという意識を持つこと、そしてそのコミュニティの一員であることを意識することは人生を豊かにすることができる考え方のように思います。
そして、当事者意識を持つことで、愚痴だけではなく、よりよくするための思考や行動ができるようになるので、結果的に楽になるのではないかと僕は考えています。


最後に

今日は、自分を当事者にすると楽になるというテーマでお話ししました。
当事者意識を持つとか、自分も一員であるとか言うと非常にハードモードな話のように感じますが、実は楽に過ごしていくためこそ大切な考え方なのではないかという内容でした。
愚痴や批判だけに終始するより、どうしたらよいか、自分に何ができるかを考えるほうが、素敵ですよね。

では、また!




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