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自分自身の心を守るということ

悲しいニュースが続いています。
コロナ禍で仕事や撮影が全てなくなってしまい、自分の存在価値はなんだろうと考えたと、率直な気持ちを吐露されていた俳優さんもいらっしゃいました。
日常が崩れてしまった中、全てがストップしてしまった芸能界への影響は私が考えていた以上に大きいと思いました。

先月、私は自宅療養になってしまいました。
時間がたくさんあったので、体調が回復してからは、自然と沢山のことを考えました。
なぜ、このタイミングで罹患してしまったのか。
ここ数年間の自分の環境が、思う以上に心と身体に影響し、免疫力も下がっていることに気づきました。
その証拠に、気になっていた腸の不調が、自宅隔離中はすっかりなくなっていました。
今、自分自身の心と身体を守るため、環境を変えるべく行動している最中です。

私のカウンセリングで一番受ける相談は、職場の悩みです。
例えば、上司との関係がうまくいかないという相談があったとします。
悩みの根底にある原因はさまざまありますが、
例えば、
①認知のかたより
全ての出来事を0か100かで考えてしまう(白黒思考)、わずかな出来事から広範囲のことを結論づけてしまう(過度の一般化)など
②父親との関係を、上司との関係に投影してしまう
個別に書きたいテーマなので、解説を別の機会にしたいと思います。
③自己肯定感の低さ
自己肯定感の低さから、同僚と比べてうまくいっていないように感じてしまう。
などがあげられると思います。

ただ、私個人の考えとして、環境を変えるというのも選択肢として大事だと思うのです。
日本人は、『石の上にも三年』という言葉があるように、とかくただただ我慢しがちな気がします。
まず環境を変えて、環境を変えた先でまた同じ悩みが出来てしまったら、その時に原因を考えてもいいのではないでしょうか。

私もかつて、様々なしがらみから自分の環境を変えることができず、10年以上の月日が経ってしまった経験があります。
その経験からカウンセラーの道を見つけたので、今は後悔はありませんが、
当時『自分自身の心を守る』ことを第一に考えられていれば、もっと早く環境を変える決断ができたと思います。

日常が崩れてしまった今だからこそ、カウンセラーとして、『自分自身の心を守る』考え方を、今後も発信していきたいと思っています。





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