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【肝臓のはなし】



こんにちは^_^整体×ヨガのプライベートサロン【Refresh Labo R.I.T.】整体師の伊藤です^_^

今回は「肝臓」の話です!

以前にも肝臓について書いた記事がありますが
今回はもっと解剖学的な基礎の内容になります。
(以前の肝臓記事はこちら↓)

何か参考にしていただけると嬉しいです(^ ^)

肝臓って?

肝臓は人体で最大の臓器です。重さは1200〜1400g。

腹腔の上部、右寄りにある臓器で、呼吸筋である「横隔膜」に硬く付着しています。

このことから、横隔膜を介して肋骨の動き→肩甲骨の動き、だったり副呼吸筋の首回りの筋肉に影響をおよぼしたりなどなど。。なかなか放っとけない臓器でもあります。

よく『沈黙の臓器』と呼ばれることのある肝臓ですが

これは肝臓は”部位ごとに機能が違う”ということが無く
(=一カ所調子悪くても他の部位で機能が代替可能)

また、再生能力がとても強い(4/5切り取ってももとに戻る)ために

たとえ損傷してしまっていても、自覚症状が出にくいため「沈黙の臓器」と呼ばれています。

4/5切り取ってももとに戻るってすごいですよね!
肝臓の肝細胞は筋細胞などと同じ、核を2つ持つ”多核細胞”
それが脅威の回復を可能にしています!

また、肝臓の機能は多岐にわたり、現在判明しているだけでも500以上とされています。
めちゃくちゃ働き者の臓器です。

肝臓の部位

肝臓は「肝鎌状間膜」(肝円索)と呼ばれる膜によって

厚くて大きい「右葉」と
薄くて小さい「左葉」に分けられます。

さらに、右葉と左葉の間には、小型の
「方形葉」(前側)、「尾状葉」(後ろ側)に分けられる部分があります。

このように4つの部位に分けられますが、前述のように肝臓は部位による機能分化はありません。

肝臓の下面中央には「肝門」と呼ばれる部分があり、
・固有肝動脈
・門脈
・肝管
の通り道となっています。

また、肝門の右前方には「胆嚢」があります。
胆嚢は肝臓で分泌された胆汁を蓄積しておく部位です。

肝臓の血液

肝臓には毎分1000~1800mlもの血液が流れています。

これは心臓からの拍出量のおよそ25%にも及びます。

全身を巡る血の1/4くらいは肝臓にいるって感じですね!

肝臓に流れてくる血液は大部分が門脈からのものです。
門脈とは、消化管を巡った
・上腸間膜静脈
・脾静脈
からつながる静脈で、栄養分と解毒すべき成分を大量に含んだ血液です。

もうひとつ、肝臓に流れてくる血液の1/5を担う「肝動脈」は、肝臓への酸素供給として重要な役割を担います。


そうして肝臓に流れ着いた血液は栄養分の分解や解毒処理をされ、「肝静脈」から「下大静脈」へと流れていきます。

まとめ

肝臓について書いていきましたが、いかがでしたか?(*^^*)
何か参考にしていただけると嬉しいです(^^♪

肝臓は機能も多いしなかなか奥の深い臓器です。。
全身の血液のおよそ1/4が流れてるわけですので、血液との関係もめちゃくちゃ深いですね!

横隔膜との癒着だけでなく、血液との関係からも筋肉に及ぼす影響が色々考えられる、施術するうえでも深~い部位になります。

また学んだら書いていきます(*^^*)

最後まで御覧いただきありがとうございました!


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