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【頸椎 C3~C7のはなし】骨勉

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こんにちは(^^♪整体×ヨガのプライベートサロン【Refresh Labo R.I.T.】整体師の伊藤です(^^)

今回は【頸椎】の3番から7番(C3~C7)の話です。

何か参考にしていただけると嬉しいです(^^♪


頸椎 C3~C7


前回までの「骨勉」ではC1の【環椎】、C2の【軸椎】について書いてきました。

7つある頸椎の中でも、特徴的なのは1番と2番です。(強いて言うなら7番も)

ですので、今回は3番から7番をまとめての紹介となります。

【環椎】【軸椎】についての記事はこちら↓


頸椎は英語でCervical spineと言い、解剖学などの専門用語として”C”と略されます。

この記事でも「頸椎〇番」を「C〇」と表記していきます。


C3~C7は形が非常によく似ており、ほぼ同じです。

特徴としては、下の骨にいくほど大きさが少しずつ大きくなっていきます。

特にC7の棘突起は他に比べても特徴的に大きく、

皮膚の上から触って探すことができます。


顔を下に向け首を前に傾けたまま

首の後ろ、真ん中あたりを下にたどっていくと

ボコッとした部分があると思います。そこがC7です。

C7はボコっと盛り上がってる感じなので【隆椎】と呼ばれることもあります。

ちょっとカッコいい名前ですね!

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頸椎の特徴・C7 隆椎 特徴


C3~C7の中でも特徴的な【C7 隆椎】。

最大の特徴は、前述したように触知することのできる

おおきな棘突起です。


頸椎の棘突起は「二分棘突起」といい、先っぽが二股に分かれています。

この二股の間を「項靭帯」という靭帯が走っており、

項靭帯のおかげで、首を前に傾けて下を向いたときに頭が転げ落ちていかないようになってます。


項靭帯は頭蓋骨の【後頭骨】から【C7】に張る靭帯です。

そのためC7の棘突起は二分していません。


また、頸椎(C1~C7)は「横突起」に特徴的な”孔”があり、この孔の中を椎骨動脈・椎骨静脈が通ります。(横突孔)

C7は「横突起」も特徴的で、前半部分が遊離しており、まるで「肋骨」のようになっています。

そのためC7は【頚肋】という呼び方をされることもあります。


呼び名が多いですね。

「C7」「隆椎」「頚肋」と言えば、「頸椎の一番下の7番目で、大きい、触れるやつ」と覚えましょう!

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まとめ


【頸椎】いかがでしたか?(^^♪

7つある頸椎は全体で動くなかでもそれぞれに特徴をもっています。よくできていますね!

また、「ナマケモノ」「マナティ」を除く哺乳類はみんな頸椎は7つ!

キリンも大きな首をしてるのに7つ!

1つの頸椎が30㎝にも及ぶこともあるそう。。そこまでして7つ?(笑)

これも不思議で面白いですよね(^^♪


最後まで御覧いただきありがとうございました!

何か参考にしていただけると嬉しいです(^^♪

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