りょう

属性:週末妻、嘘と本当のあいだ

りょう

属性:週末妻、嘘と本当のあいだ

マガジン

最近の記事

誰にも言わない恋

もっと早くに出会いたかったとか これから別の道を選べる可能性があるんじゃないか なんてことは1ミリも思わない。 いまだからこそこうなったのだ、という確信がある。 帰るべき場所があるから だからこそ甘くて切なくて、とても自分勝手で。 好きな時だけ取り出して遊ぶものだからなにかを一緒に解決するとか 相談することなんてない。 何時以降がいいとか、何が食べたいとかそれくらいで 争うこともないかわりに、あなたの一部になることもできない。 なにも与えないしなにも奪わない

    • 恋せずに生きていたかった

      恋するという機能を自分のなかから取り除いてしまおうと思った 好きな人に少しそっけなくされて、眠れないまま朝を迎える 着ていく洋服を選ぶ前日の、ワクワクする夜 何度も何度もLINEのメッセージを眺めては ベッドの上をゴロゴロ転がるような 誰かを好きになると いつも見ていた風景さえもきらきらして見えたり 楽しいことがたくさんあるけれど それとおなじくらい 切なくて自分が消えてしまいそうな夜もある 私は結婚をした だからもう誰かに心を動かされずに生きなければならない

      • 賞味期限は切れていた

        2年周期で連絡してくる男友達がいる。 正確には男友達とは呼べないかもしれない。 私は過去に彼に振られている。 10年以上前に職場で出会った別の部署の人で、電話の取り次ぎをしたのがきっかけで少しずつ話すようになった。 読んだ本の感想、繰り返し見てしまう映画、美味しかったトムヤンクンの話… 連絡先を交換して仕事が終わってから寝るまでメッセージのやり取りをした。 私も彼もそんなに喋る方じゃないけれど、話は尽きなかったし、言葉の選び方が好きだった。 お互いに人として以上の

        • 週末婚を維持するための3つのルール

          せっかく配偶者の了承を得てはじめた週末婚。 できることなら長く続けていきたいもの。 私は数年週末婚を続けていて、これからも続けていきたいので、心がけている自分なりのルールが3つあります。 1つ、異性は家に持ち込まない 週末婚(別居婚)は自由です。 自由に使える時間、自分だけの空間。 その反面、自分で締めるところは締めないといけない。 守るところは守る。 やりたい放題にしてしまうと自由はいつか破綻してしまう。 じゃあどんなことに気をつければいいの? そう多くはなく

        誰にも言わない恋

        マガジン

        • 週末婚
          5本

        記事

          もちろんデメリットもある週末婚

          独身時代の自由も味わえてかつ夫婦関係もうまくいくなら 言うことなしじゃん週末婚最高! といきたいところだけどそううまくいかないのが人生 デメリットは多くの人が想像がつくと思いますが大きく2つあって 1つめはコスト 別世帯を持つからにはそれ相応のお金が必要です 家賃、光熱費、最低限の家電や家具などなど 住む場所や部屋のスペックにもよるけど、23区内であれば 最低でも10万円前後は部屋を維持するために必要かなと思います 快適な生活をするために必要経費と見るか、無

          もちろんデメリットもある週末婚

          週末婚のための部屋探し

          いったん家を出てみよう、別居してみよう そう決めた私はとりえず部屋探しをはじめました 夫に許可を取ってからの方がいいのか?とも思いましたが すんなり許可をもらえるかわからなかったことと ある程度あたりをつけておいた方が逆にスムーズかなと まずはネットで職場近くで予算を決めて検索し いくつか絞ってサイトのフォームから問い合わせ そうすると不動産屋さんからメールや電話などで連絡があり 空きがあれば内見や見積もりへと話が進みます 私は一人暮らしの経験があり引っ越し

          週末婚のための部屋探し

          週末婚のメリット

          今日は少し週末婚のメリット、楽しさについて書いてみます ああ、週末婚て素敵、と私が一番思うのは 「一人の時間と空間の確保」です 結婚するとなかなか得られない自分だけの時間、空間となるとなおさら 一応夫と住む家に私個人の部屋もありましたが、独身時代の荷物でいっぱいで部屋でくつろぐことはできず。。。 二人で過ごす時間も夫婦にとって大切ではあるけど、たまには一人になりたい、仕事から帰ってきたら家では何もしたくない、だらだら過ごしたい そんな日もあります 仕事で嫌なこと

          週末婚のメリット

          離婚宣言をする

          離婚しかない!!!と決意した私は取り急ぎ自分の父親に伝えました 娘「突然ですが、離婚しようと思ってます」 父「離婚する????もう決定なのかい?何があったの?」 穏やかですが心配していることが伝わってくる父の口調でした 娘「いや、特に何もない、浮気とか借金が発覚したとかそういうことは一切ない」 父「????」 終始父のあたまの中には?マークが浮かんでいたと思うw 娘「何もないけど結婚している意味もない!!」 いま思えば、完全に情緒不安定でしたね、笑 でもその

          離婚宣言をする

          週末婚を選んだ理由

          私が別居を望んだ理由はいくつかあるのですが 1つめは仕事が忙しくなり、会社の近くに部屋が欲しかった 夫と暮らす家は会社から電車に揺られること片道90分。。。 しかも満員電車です、座れることはまあ奇跡に近い! 残業を終えて帰宅し、それからお風呂や翌日の準備 朝は6時前には起床・・・ それなら会社の近くにアパート借りてお風呂と寝る場所がほしい と日々、不動産サイトを巡っては妄想を膨らませていました 夫も帰宅は遅く、夕食を一緒に摂るわけでもない、下手したら 夜ほぼ

          週末婚を選んだ理由

          週末妻

          はじめまして 結婚して5年目からいろいろあって週末婚へ メリットデメリットあるけれど、離婚する!!と思い詰めていた気持ちが すこしずつ柔らいでいきました 全てが解決したわけではないけれど、離婚が脳裏をよぎった時 一つの選択肢として週末婚ってありなんじゃないかと思っていて 週末婚になって5年経過し、そろそろプロってきたので、 こういう結婚生活もあるよ、と思ってもらえたらなと 書き綴ってみようと思います