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誰にも言わない恋

もっと早くに出会いたかったとか

これから別の道を選べる可能性があるんじゃないか

なんてことは1ミリも思わない。


いまだからこそこうなったのだ、という確信がある。


帰るべき場所があるから
だからこそ甘くて切なくて、とても自分勝手で。


好きな時だけ取り出して遊ぶものだからなにかを一緒に解決するとか

相談することなんてない。


何時以降がいいとか、何が食べたいとかそれくらいで


争うこともないかわりに、あなたの一部になることもできない。


なにも与えないしなにも奪わない

そう思ってた。

ううん、でもそんなことはない。

気づかないうちにお互いに奪えないものを奪い合おうとして

気付かないところで傷つけあっている。


本当になんにも残らない恋愛なんてない。

あるとしたらそれはただのセックス


これ以上先に進む勇気はある?


最後に残るものを見届ける気持ちはある?


曖昧に頷く。


そしてわたしは今日もあなたに会いに行く

物書きの端くれとして精進してまいります。 気が向いたらよろしくお願いいたします。