株式投資型クラウドファンディングCrowdcubeのExit事例について①
※2020年6月にタイトル修正
こんにちは。マシューです。
前回は、どのような業種の企業が株式投資型クラウドファンディングを利用しているのかご紹介しました。
「株式投資型クラウドファンディングが利用されている業種は?」
今回は、株式投資型クラウドファンディングにおけるExit事例を2週にわたってご紹介します。
日本では2017年に始まったばかりの仕組みなので、そもそもExitした企業がほとんどない状況です。そこで、イギリスの株式投資型クラウドファンディング「Crowdcube(クラウドキューブ)」を利用してExitした企業をご紹介します。
|Crowdcubeで調達した企業のExit事例
Crowdcubeを通じて資金調達した企業は770社を超え、Exitした企業は4%(約30社)とCrowdcubeは公表しています。
その中から一部Exit事例をご紹介します。
※1ポンド=130円で換算。
1. E-car Club(イーカークラブ)
2. Camden Town Brewery(カムデン・タウン・ブリューワリー)
3. Wool and the Gang(ウール・アンド・ザ・ギャング)
4. BrewDog(ブリュードッグ)
※画像は各社のホームページから引用。
|最後に
今回ご紹介した4社のExit内容としては、3社が買収、1社が株式の買い戻しとなります。株式の買い戻しを行った「BrewDog」は株式投資型クラウドファンディングの使い方が上手な企業の代表例です。
これまで計5回株式投資型クラウドファンディングで調達を行っており、多くの個人投資家に株主となってもらうだけではなく、自社商品のファンになってもらうことで事業を成長させ続けています。
一部ではありますが株式を買い戻すことで株主に利益還元を行っているのも「BrewDog」らしい経営方針だと感じます。
次回も引き続きExit事例をご紹介します。
参照:
Crowdcubeホームページ
https://www.crowdcube.com/
Crunchbaseからデータ参照
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?