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リフレクションの先にあるシン「継続は力なり」



「継続は力なり」を思考停止ワードにしないために



(ゴ、ゴホン・・)

「継続は力なり」は、とても危うい言葉です。
なぜって 自己正当化を促す言葉だから。
癒着も悪習も悪癖も「継続は力なり」なのですから。

本来的な「継続は力なり」を咀嚼して表現するのなら「悪い継続は悪い現実を作り、良い継続は常にビジョンに対して「更新」を伴うことで良い現実を作る力になる。」です。

(ナ、ナガイナ・・)

これをもっとわかりやすく表現しているのが「アンラーニング(学習棄却)」という考え方。これまで学んできた知識を捨て、新しく学び直すこと。

「みんなのアンラーニング論」の著者、長岡 健さんは「不適切になった既存の習慣・知識・価値基準などを棄て、新たに妥当性が高く、有用なものに入れ替えること」。と定義されています。

ほんと、長岡さん、わかりすいです。


このカオスの時代における「継続は力なり」とは「アンラーニングを伴う継続こそ力なり」です。

これならしっくりきます。(ミ、ミジカクナッタゾ・・)

光が見えない答えが見えない状況でも、柔軟にアンラーニングするためには「カイゼン」ではなく「フリカエリ」(リフレクション)をしながら光明を見つけていくことが必要です。

リフレクションの先にあるシン「継続は力なり」。


KPTやKDAなどのリフレクションのフレームワークも少しずつ職場で使われるようになってきました。とはいえ、企業・組織で行われるリフレクションは、まだまだ実行面だけにフォーカスしがち。個人の感情や動機まで含めて振り返ることはトレーニングする機会も非常に少ないと思います。そこまでのリフレクションを、働く人に求める余裕がない側面もあるでしょう。


ぼくは、個人・組織を問わずリフレクションの習慣こそ人間中心の働き方へとシフトしていく大事な鍵だと思います。

振り返る。手放す。入れ替える。続ける。

リフレクションの習慣を通じてこそ「アンラーニングを伴う継続こそ力なり」が実感できるようになるのではないでしょうか。

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