涼香静(Ryokasei)

「ことばおもい」として詩のようなものを発しています。詩のように近づきたい。noteでは…

涼香静(Ryokasei)

「ことばおもい」として詩のようなものを発しています。詩のように近づきたい。noteでは形にとらわれず明るく暗く自由に展開しています。暗めが多いですが、負の感情でも書けていける場所としてあれば良いと思っています。敢えてくどくど書きながら、許しの場としてここにいます。

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ことばおもい

ひとつの言葉を出すまでの思い ひとつの言葉を出した後の思い ひとつの言葉で変えていく思い ひとつの言葉で伝わらない思い ひとつの言葉で失っていく思い ひとつの言葉で…

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愛情

気づいて気づいて 誰か止まってくれませんか 愛情という名の通過駅 誰も降りない無人駅 誰も気づかない真昼の星

めはくちほどに

後悔をしてるわけじゃないけど 激しく責め立てる言葉が 体のどこかで鳴り響く ちがう、そうじゃない 困った顔をして少し笑って はっきり言わない目のしぐさ 結局、曖昧にそ…

笑理

笑理 #勝利 なんでそこで 笑いが起きるのか わからない 誰かへの愛想笑い 悲しいのに笑うの そろそろ辞めよう 自己肯定感 誰かに求めるの そろそろ辞めよう 無意識に誰か…

開けずの扉

わかってると つもりと 教えてあげないの 三つ巴の戦い 開いてる扉 これからの扉 決して開かない扉 何をもってして わかると言うのか 何をもってして 知ると言う…

until

uとnがくっついて 何もかも否定していく 辿り着くまで 辿り着けるまで そこへ手が 届きますように そこまで手を 差し伸べられるように いつまでも tilが待ってる …

悪いとこ見たがるから 悪いように捉えるから 美しくないから すぐ泣くから 強くないから 心折れやすいから 正直じゃないから 距離をとりたがるから でもねでもね …

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イマノメ

かつて描いた景色 もう一度この眼で 描こうとしてみる 心に残るアルバム 開いて心の目へと 焼きつけていけば 心が有った頃さえ 幻想に踊らされて 作られた妄想の波 押し寄…

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SPACE WALK

ぎこちない歩き方 それはわかってるつもり いくもの感情線を走り抜け 拘束道路を止まれずに進んだ 新しい朝を迎える為の歩み 近道を探す余裕もない 周りに笑われたって 酷…

10

classification

ジャンル分けする意味を問い わかりやすさが理由なのなら どれにも当てはまらない場合 その他へと分類されてしまう 可哀想なこと、不透明なヒト 無意識に行われている怖さ…

10

なぜ過去どこ未来

道に迷い 孤独に苛まれ 踠いてでもなお 空を見上げないと 本物の行き先は 照らされない 理性という王道から 少し逸れてみると 心情というなんとも 曖昧でいいかげんな ぬ…

9

人生は恥ずかしさの塊 それを笑えなくて 誰が認めてくれるのか 人生は後悔の連続 それでも歩み続けるのを 誰が認めてくれるのか 人生は涙のくりかえし それでも前を…

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人生という迷路にはまる歌を

選んでる方向が なんとなく後ろ向き それでも時々 前を振り返りたくなる その時の気持ち バカにしないで 向き合ってくれる人 まともに目を見れない それでも本当は 嬉しい…

9

そのときだけほんき

嘘をついているわけじゃない あの時の気持ちは本当だった 少なくともそのときだけはね 心の置き所の不安定さを思う 今は違うとはっきり言う手法 そのときだけほんきの困難…

9

finale

優しくしないで 傷口に塩みたく 痛みが強くなる 優しさと優しさ 重ねようとして 綺麗な嘘の片鱗 わかりたくても わかり合えない 悲しい結末の道 たわいない笑顔 …

10

何者でもない者の奏

中古で売ってた 本音に余韻を さらに加えた 今の思いに 作り重ねて 温かみを知る 昔持ってた そんな思い おもいのままにいかないままに 冷たくなった足で歩いて 環状線…

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ことばおもい

ことばおもい

ひとつの言葉を出すまでの思い
ひとつの言葉を出した後の思い
ひとつの言葉で変えていく思い
ひとつの言葉で伝わらない思い
ひとつの言葉で失っていく思い
ひとつの言葉で救われてく思い
ひとつの言葉で前を向ける思い
ひとつの言葉で伝えたい思い
そして、今日もひとつの言葉を言う

愛情

愛情

気づいて気づいて

誰か止まってくれませんか

愛情という名の通過駅

誰も降りない無人駅

誰も気づかない真昼の星

めはくちほどに

めはくちほどに

後悔をしてるわけじゃないけど
激しく責め立てる言葉が
体のどこかで鳴り響く
ちがう、そうじゃない
困った顔をして少し笑って
はっきり言わない目のしぐさ
結局、曖昧にそれを許して
やさしさと勘違いしていく
それでも、それでも
今日を笑っていられる
今だしている偽りのない表情
伸びすぎた前髪のせいで
前が見えなくても
きっと目は前を見ている

笑理

笑理

笑理 #勝利

なんでそこで
笑いが起きるのか
わからない
誰かへの愛想笑い
悲しいのに笑うの
そろそろ辞めよう
自己肯定感
誰かに求めるの
そろそろ辞めよう
無意識に誰かに
頼ろうとする
その為の笑いは
心から笑えないと
知ってるはずなのに
私は私に向いて
微笑めばいいんだけど

開けずの扉

開けずの扉

わかってると

つもりと

教えてあげないの

三つ巴の戦い

開いてる扉

これからの扉

決して開かない扉

何をもってして

わかると言うのか

何をもってして

知ると言うのか

誰にも良い悪いは

決められない

誰のせいでもない

それが最も困難だから

知りたくない扉は

誰にでもないあって

存在だけで十分だから

知り過ぎは

時に意味を捨て

己を奪う

until

until

uとnがくっついて

何もかも否定していく

辿り着くまで

辿り着けるまで

そこへ手が

届きますように

そこまで手を

差し伸べられるように

いつまでも

tilが待ってる

unが来るまで

ずっと待ってる

進

悪いとこ見たがるから

悪いように捉えるから

美しくないから

すぐ泣くから

強くないから

心折れやすいから

正直じゃないから

距離をとりたがるから

でもねでもね

価値がないわけじゃない

だからだから

明日を怖れずに行こう

信じるものへ進じよう

イマノメ

イマノメ

かつて描いた景色
もう一度この眼で
描こうとしてみる
心に残るアルバム
開いて心の目へと
焼きつけていけば
心が有った頃さえ
幻想に踊らされて
作られた妄想の波
押し寄せる勢いに
逆らえない思いを
否定出来ない嘘で
塗り替えた偽世界
眩い闇の光の果て
気づかないおもい
忘れかけた言葉を
リプレイしていく

SPACE WALK

SPACE WALK

ぎこちない歩き方
それはわかってるつもり
いくもの感情線を走り抜け
拘束道路を止まれずに進んだ
新しい朝を迎える為の歩み
近道を探す余裕もない
周りに笑われたって
酷道を行け、黒道を行け
背伸びして先を知るように
勇気を出して飛び越えろ
足裏に突き刺さる感触を忘れて
ぎこちない歩き方の怖さを
回り出す踊るようなステップへ
いつもより少しダンサブルに
無重力を手に入れた
SPACE WALKのように

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classification

classification

ジャンル分けする意味を問い
わかりやすさが理由なのなら
どれにも当てはまらない場合
その他へと分類されてしまう
可哀想なこと、不透明なヒト
無意識に行われている怖さを
罪なき差別の始まりへの加担
多様性という言葉の一人歩き
ジャンルレスは成功者だけが
認められるべきステータスで
何もしないヒトはその他へと
無意識レベルで処理されてく
立ち位置に迷い、黙り静まる

なぜ過去どこ未来

なぜ過去どこ未来

道に迷い
孤独に苛まれ
踠いてでもなお
空を見上げないと
本物の行き先は
照らされない

理性という王道から
少し逸れてみると
心情というなんとも
曖昧でいいかげんな
ぬるくあったかいものを
知ってしまう

私に正直な感情を
沸き上がる喜びを
まじりけのなさが
より美しく存在する
それを大事に生きて
何がいけないのか

目には
見えないものを
探してる時
誰かの言葉でふと
ハッとさせられる

探し

もっとみる
己

人生は恥ずかしさの塊

それを笑えなくて

誰が認めてくれるのか

人生は後悔の連続

それでも歩み続けるのを

誰が認めてくれるのか

人生は涙のくりかえし

それでも前を向くのを

誰が認めてくれるのか

最初から自分で認めてあげて

最後まで自分を信じてあげて

明日また自分を続けてあげて

画面越しに見える己を

画面の手前で見てる私から

やさしく手を差しのべて

人生という迷路にはまる歌を

人生という迷路にはまる歌を

選んでる方向が
なんとなく後ろ向き
それでも時々
前を振り返りたくなる
その時の気持ち
バカにしないで

向き合ってくれる人
まともに目を見れない
それでも本当は
嬉しいという気持ち
恥ずかしいだけだよ
素直にありがとう

進むべき道のり
本当はわかってる
それでも選べない
やはり悲しくなる
いけないとわかって
選ばざるを得ない
その道の先に

思うままに生きれたら
どんなに楽だろう
それでも時々

もっとみる
そのときだけほんき

そのときだけほんき

嘘をついているわけじゃない
あの時の気持ちは本当だった
少なくともそのときだけはね
心の置き所の不安定さを思う
今は違うとはっきり言う手法
そのときだけほんきの困難さ
そう言うならどうするばいい
本気と嘘の境界線の線引きは
誰がどう決めればいいなんて
教科書やマニュアルにもない
明確と曖昧の交差点は霧の中
これからと言う方向が見えず
ただただ同じ場所で足掻いて
その時の気持ちはなんなのか
今の思い

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finale

finale

優しくしないで

傷口に塩みたく

痛みが強くなる

優しさと優しさ

重ねようとして

綺麗な嘘の片鱗

わかりたくても

わかり合えない

悲しい結末の道

たわいない笑顔

やわらかい言葉

重ね合わせた愛

辿り着けたなら

最後と分かって

向き合いながら

強く抱き締める

何者でもない者の奏

何者でもない者の奏

中古で売ってた
本音に余韻を
さらに加えた

今の思いに
作り重ねて
温かみを知る

昔持ってた
そんな思い

おもいのままにいかないままに

冷たくなった足で歩いて
環状線に捨てた
全滅した感情

かなわないままになれないでね

不条理を定規で測って
不平等の公平を探してく
すべての綺麗過ぎる嘘を

こころにしみるまでかなでて

そして今日を生きていく
何者でもない者が奏でる
誰かを想う時の歌を

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