涼香静(Ryokasei)

「ことばおもい」として詩のようなものを発しています。詩のように近づきたい。noteでは…

涼香静(Ryokasei)

「ことばおもい」として詩のようなものを発しています。詩のように近づきたい。noteでは形にとらわれず明るく暗く自由に展開しています。暗めが多いですが、負の感情でも書けていける場所としてあれば良いと思っています。敢えてくどくど書きながら、許しの場としてここにいます。

最近の記事

  • 固定された記事

ことばおもい

ひとつの言葉を出すまでの思い ひとつの言葉を出した後の思い ひとつの言葉で変えていく思い ひとつの言葉で伝わらない思い ひとつの言葉で失っていく思い ひとつの言葉で救われてく思い ひとつの言葉で前を向ける思い ひとつの言葉で伝えたい思い そして、今日もひとつの言葉を言う

    • イマノメ

      かつて描いた景色 もう一度この眼で 描こうとしてみる 心に残るアルバム 開いて心の目へと 焼きつけていけば 心が有った頃さえ 幻想に踊らされて 作られた妄想の波 押し寄せる勢いに 逆らえない思いを 否定出来ない嘘で 塗り替えた偽世界 眩い闇の光の果て 気づかないおもい 忘れかけた言葉を リプレイしていく

      • SPACE WALK

        ぎこちない歩き方 それはわかってるつもり いくもの感情線を走り抜け 拘束道路を止まれずに進んだ 新しい朝を迎える為の歩み 近道を探す余裕もない 周りに笑われたって 酷道を行け、黒道を行け 背伸びして先を知るように 勇気を出して飛び越えろ 足裏に突き刺さる感触を忘れて ぎこちない歩き方の怖さを 回り出す踊るようなステップへ いつもより少しダンサブルに 無重力を手に入れた SPACE WALKのように 未発見の宇宙を巡る 誰も見たことのない余白の歩み

        • classification

          ジャンル分けする意味を問い わかりやすさが理由なのなら どれにも当てはまらない場合 その他へと分類されてしまう 可哀想なこと、不透明なヒト 無意識に行われている怖さを 罪なき差別の始まりへの加担 多様性という言葉の一人歩き ジャンルレスは成功者だけが 認められるべきステータスで 何もしないヒトはその他へと 無意識レベルで処理されてく 立ち位置に迷い、黙り静まる

        • 固定された記事

        ことばおもい

          なぜ過去どこ未来

          道に迷い 孤独に苛まれ 踠いてでもなお 空を見上げないと 本物の行き先は 照らされない 理性という王道から 少し逸れてみると 心情というなんとも 曖昧でいいかげんな ぬるくあったかいものを 知ってしまう 私に正直な感情を 沸き上がる喜びを まじりけのなさが より美しく存在する それを大事に生きて 何がいけないのか 目には 見えないものを 探してる時 誰かの言葉でふと ハッとさせられる 探してたものが こんな傍で 見つかるなんて 瞳を閉じて 心の目で 探していても 辿り

          なぜ過去どこ未来

          人生は恥ずかしさの塊 それを笑えなくて 誰が認めてくれるのか 人生は後悔の連続 それでも歩み続けるのを 誰が認めてくれるのか 人生は涙のくりかえし それでも前を向くのを 誰が認めてくれるのか 最初から自分で認めてあげて 最後まで自分を信じてあげて 明日また自分を続けてあげて 画面越しに見える己を 画面の手前で見てる私から やさしく手を差しのべて

          人生という迷路にはまる歌を

          選んでる方向が なんとなく後ろ向き それでも時々 前を振り返りたくなる その時の気持ち バカにしないで 向き合ってくれる人 まともに目を見れない それでも本当は 嬉しいという気持ち 恥ずかしいだけだよ 素直にありがとう 進むべき道のり 本当はわかってる それでも選べない やはり悲しくなる いけないとわかって 選ばざるを得ない その道の先に 思うままに生きれたら どんなに楽だろう それでも時々 そんな夢を見る 誰かの隣にいて 心の底から笑えてる あったかいよ そうなれたの

          人生という迷路にはまる歌を

          そのときだけほんき

          嘘をついているわけじゃない あの時の気持ちは本当だった 少なくともそのときだけはね 心の置き所の不安定さを思う 今は違うとはっきり言う手法 そのときだけほんきの困難さ そう言うならどうするばいい 本気と嘘の境界線の線引きは 誰がどう決めればいいなんて 教科書やマニュアルにもない 明確と曖昧の交差点は霧の中 これからと言う方向が見えず ただただ同じ場所で足掻いて その時の気持ちはなんなのか 今の思いはなんなのかを問い どうにかしたいと違う方向を 見ながら呟いているだけの時 もう

          そのときだけほんき

          finale

          優しくしないで 傷口に塩みたく 痛みが強くなる 優しさと優しさ 重ねようとして 綺麗な嘘の片鱗 わかりたくても わかり合えない 悲しい結末の道 たわいない笑顔 やわらかい言葉 重ね合わせた愛 辿り着けたなら 最後と分かって 向き合いながら 強く抱き締める

          何者でもない者の奏

          中古で売ってた 本音に余韻を さらに加えた 今の思いに 作り重ねて 温かみを知る 昔持ってた そんな思い おもいのままにいかないままに 冷たくなった足で歩いて 環状線に捨てた 全滅した感情 かなわないままになれないでね 不条理を定規で測って 不平等の公平を探してく すべての綺麗過ぎる嘘を こころにしみるまでかなでて そして今日を生きていく 何者でもない者が奏でる 誰かを想う時の歌を きっとずっと描いてく 一緒にいてくれてありがとう

          何者でもない者の奏

          日獲り

          必要なひとりに 遠さを感じて 不必要なひとりに 近さを感じる 望むこと 望まないこと 立ち位置を 決められるか 決められちゃうか 1人が好きで 独りが嫌いだから 昨日を逝きて 明日を生きよう

          みちえらび

          自分で思ってる正解なんて 他人から見れば間違いだらけ 信じた道を行く尊さと安易さ 信じたくない道を行くいびつさ 最短距離とチャレンジの道選び やりたい道を選んでも やりたくないものが先に 目の前に立ちはだかってくる やりたくない道を選んでも いつの間にか苦もなく歩いてる どの道を選んでも通った道が 歩んだ軌跡となるんだから 迷って止まってるより 今ここでひとつ決めてしまおうか

          ネガティブ ポジション

          ほんの少し 明るいだけの 暗さが好きで 暗い方から 明るみを こっそり見る 道の端っこを 早足で歩くのが 得意だから 窺うようにみる 世界の中心を 隠れ家から見る 全てを信じきれない そんな恐れが 立ち位置を決める

          ネガティブ ポジション

          あの世る

          スクランブル交差点の 途中で立ち止まり 小さな声に耳を澄ます 血が固まる前の流れきる音 都会の月に天井を預けて 雨が降るタイミング 思い残すことが ないように祈り 神様の返事を 待っていたあの夜 立ち尽くしたまま 心の片隅で 望んでしまったあの世る

          つづり つづけ つかまえて

          心に当たった言葉が 残念ながら消えていく さっきまでは 頭の中にあったのにね 言葉との出会い タイミングの別れ またねはないから 次までの遠い約束 綴り続けた果ての 辿り着き 今度は離さないから その手にしっかり 掴まえて

          つづり つづけ つかまえて

          闇の白

          闇にまみれようとして 空を見上げたところで 雲の白だけ黒の全てを 黒のままでいさせない 闇にあるなんたるかを 認めさせない抵抗感を 抗う白の強さに憧れて むしろ闇夜に抗う雲を 見ようとしている私も また諦めの悪い性格か