涼香静(Ryokasei)

「ことばおもい」として詩のようなものを発しています。詩のように近づきたい。noteでは…

涼香静(Ryokasei)

「ことばおもい」として詩のようなものを発しています。詩のように近づきたい。noteでは形にとらわれず明るく暗く自由に展開しています。暗めが多いですが、負の感情でも書けていける場所としてあれば良いと思っています。敢えてくどくど書きながら、許しの場としてここにいます。

最近の記事

  • 固定された記事

ことばおもい

ひとつの言葉を出すまでの思い ひとつの言葉を出した後の思い ひとつの言葉で変えていく思い ひとつの言葉で伝わらない思い ひとつの言葉で失っていく思い ひとつの言葉で救われてく思い ひとつの言葉で前を向ける思い ひとつの言葉で伝えたい思い そして、今日もひとつの言葉を言う

    • 人生は恥ずかしさの塊 それを笑えなくて 誰が認めてくれるのか 人生は後悔の連続 それでも歩み続けるのを 誰が認めてくれるのか 人生は涙のくりかえし それでも前を向くのを 誰が認めてくれるのか 最初から自分で認めてあげて 最後まで自分を信じてあげて 明日また自分を続けてあげて 画面越しに見える己を 画面の手前で見てる私から やさしく手を差しのべて

      • 人生という迷路にはまる歌を

        選んでる方向が なんとなく後ろ向き それでも時々 前を振り返りたくなる その時の気持ち バカにしないで 向き合ってくれる人 まともに目を見れない それでも本当は 嬉しいという気持ち 恥ずかしいだけだよ 素直にありがとう 進むべき道のり 本当はわかってる それでも選べない やはり悲しくなる いけないとわかって 選ばざるを得ない その道の先に 思うままに生きれたら どんなに楽だろう それでも時々 そんな夢を見る 誰かの隣にいて 心の底から笑えてる あったかいよ そうなれたの

        • そのときだけほんき

          嘘をついているわけじゃない あの時の気持ちは本当だった 少なくともそのときだけはね 心の置き所の不安定さを思う 今は違うとはっきり言う手法 そのときだけほんきの困難さ そう言うならどうするばいい 本気と嘘の境界線の線引きは 誰がどう決めればいいなんて 教科書やマニュアルにもない 明確と曖昧の交差点は霧の中 これからと言う方向が見えず ただただ同じ場所で足掻いて その時の気持ちはなんなのか 今の思いはなんなのかを問い どうにかしたいと違う方向を 見ながら呟いているだけの時 もう

        • 固定された記事

        ことばおもい

          finale

          優しくしないで 傷口に塩みたく 痛みが強くなる 優しさと優しさ 重ねようとして 綺麗な嘘の片鱗 わかりたくても わかり合えない 悲しい結末の道 たわいない笑顔 やわらかい言葉 重ね合わせた愛 辿り着けたなら 最後と分かって 向き合いながら 強く抱き締める

          何者でもない者の奏

          中古で売ってた 本音に余韻を さらに加えた 今の思いに 作り重ねて 温かみを知る 昔持ってた そんな思い おもいのままにいかないままに 冷たくなった足で歩いて 環状線に捨てた 全滅した感情 かなわないままになれないでね 不条理を定規で測って 不平等の公平を探してく すべての綺麗過ぎる嘘を こころにしみるまでかなでて そして今日を生きていく 何者でもない者が奏でる 誰かを想う時の歌を きっとずっと描いてく 一緒にいてくれてありがとう

          何者でもない者の奏

          日獲り

          必要なひとりに 遠さを感じて 不必要なひとりに 近さを感じる 望むこと 望まないこと 立ち位置を 決められるか 決められちゃうか 1人が好きで 独りが嫌いだから 昨日を逝きて 明日を生きよう

          みちえらび

          自分で思ってる正解なんて 他人から見れば間違いだらけ 信じた道を行く尊さと安易さ 信じたくない道を行くいびつさ 最短距離とチャレンジの道選び やりたい道を選んでも やりたくないものが先に 目の前に立ちはだかってくる やりたくない道を選んでも いつの間にか苦もなく歩いてる どの道を選んでも通った道が 歩んだ軌跡となるんだから 迷って止まってるより 今ここでひとつ決めてしまおうか

          ネガティブ ポジション

          ほんの少し 明るいだけの 暗さが好きで 暗い方から 明るみを こっそり見る 道の端っこを 早足で歩くのが 得意だから 窺うようにみる 世界の中心を 隠れ家から見る 全てを信じきれない そんな恐れが 立ち位置を決める

          ネガティブ ポジション

          あの世る

          スクランブル交差点の 途中で立ち止まり 小さな声に耳を澄ます 血が固まる前の流れきる音 都会の月に天井を預けて 雨が降るタイミング 思い残すことが ないように祈り 神様の返事を 待っていたあの夜 立ち尽くしたまま 心の片隅で 望んでしまったあの世る

          つづり つづけ つかまえて

          心に当たった言葉が 残念ながら消えていく さっきまでは 頭の中にあったのにね 言葉との出会い タイミングの別れ またねはないから 次までの遠い約束 綴り続けた果ての 辿り着き 今度は離さないから その手にしっかり 掴まえて

          つづり つづけ つかまえて

          闇の白

          闇にまみれようとして 空を見上げたところで 雲の白だけ黒の全てを 黒のままでいさせない 闇にあるなんたるかを 認めさせない抵抗感を 抗う白の強さに憧れて むしろ闇夜に抗う雲を 見ようとしている私も また諦めの悪い性格か

          chaos

          ちょっとした違和感を 月に跳ねれば 形始め、語り始め さようならの午後8時 悲しみの掘り返し 机上の暴論 綺麗に慣れるように 汚いにも慣れていく 心細さを支えて 遊びや違いを許す愛だと 果敢に失っていくポジティブの 新しいあしらい 足元が崩れ落ちるような虹色 寄りかかれない 日付変更線を越える前の話

          あお

          今でも心に残ってる あの日の景色 風景でなく 光景でもない 深く残る まるで写真に 残したような そんな情景 時が経ち 色褪せようとも 当時の私の有り様と 果てしなく対になる その美しさを忘れず 心の青さは色褪せない

          鏡みたいに誰かを見た時

          受け入れにくいのは 理解しあえない人でなく 怒るくらいわかれる 自分に似た人かもしれない 目につくという感覚 自分の許せない部分を 他の誰かに見た時の正義 矛先を見つけたように 容赦なく突き刺す手触り 後になって気づく 自分へと向けられた刃物 それをわかってしまって もう一度自分自身と どう向かえようか 本気で怒り憎んで 決定打で終わらせて どうして冷静に 自分を見つめられる 私に向けるべき矛先を すり替えた先に受けた傷を 怒りでしか見れない私 心底のマグマを知る 私の知らな

          鏡みたいに誰かを見た時

          おもいちから

          気持ちの重さに 比例して 言葉に重力が増す あなたといる嬉しさに 比例して 言葉も軽快に動く 独りでいる寂しさに 反比例して 言葉は核心をつく あなたがくれるときめきに 反比例して 言葉は安らぎ落ち着いていく あなたの言葉を待っているから 思いが力をくれるから