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【本の紹介①】自分の働き方を考えるうえで影響を受けた本・3冊

小さなころから家には本がたくさんあって。
両親とも学校教師だったこともあって(しかも国語が専攻)
なので読書というのは身近なものでした。

自然と本を手に取り、意味が分からなくても目を通すという真似事からはじめ
なんかよくわからないが文字を追って1冊読み終えた達成感とかを感じた記憶があります。
多分小学校はいる前くらいじゃないかな。

本の虫というほど読むわけではないですが、読書は嫌いではないので
これまでもそれなりの量を読んできていると思います。

先日書いた環境が大切。人間も植物だから、というのを体現しているかなと思いますが。

子どもの読書量は親の読書量に比例するそうで、
そう思うと、今YouTubeばかり見ている子どもに対して何も言えない(僕もYouTubeばかり見ている。。。)

でも最近は大学院に進学したこともあり、再度本への投資は惜しまないようにしてきていて。
結果積読が増えているという現状ではありますが、ちょっとずつ目を通してる感じですね。

時間の自由があるので、贅沢な時間だわと思いつつ、在宅で仕事した合間に本を読みつつのんびりした時間を過ごさせてもらっています。


さて、いろいろ読んできて、福祉業界で働いていて、とか、ソーシャルワーカーとしての専門書とかそういう部類ではないところで、いくつか大きく影響を受けた本を紹介します。


働き方ライフスタイル考えるきっかけになったものです。


ピーター・ドラッカー『プロフェッショナルの条件』

病院でソーシャルワーカーしていたころに手にした本です。

もとからビジネス書とかは好きで、ときどき読んでいたのと、経済についての興味関心は強く(主にお金に関すること)。ビジネス書といえばドラッカーでしょう、という特に深い意味はなく手にした本でした。

この本を読んで一番考えるようになったことは、いかに「経済的に自立した生き方をするか」、という視点です。

当時はソーシャルワーカーが単体で自立して生きるというイメージを持ちにくくて。常に病院とかで雇われて働いていたり、法律や制度の内側の施設で働いているイメージでした。

当時僕は病院で働いていたわけですが、その院長先生に何かあれば、僕はあっというまに失業するわけで、もちろん急に何かがあるわけではないですが、ひとところで依存した生き方からもう少し選択肢を広げる必要があるのかなと思ったわけです。

その後の僕自身の職業選択や、キャリアの方向性を考える上で大きなきっかけとなる本でした。


ロバート・キヨサキ『金持ち父さん貧乏父さん』

最初読むまで、良くわからない自己啓発書か何かかなと思っていたのですが。
読んでみてお金に対する考え方が根本から変化しました。お金に働いてもらうという考え方を最初に得た本でした。

それまでは収入を得るのには自分が労働し、その対価として糧を得る、という発想しかなかったのですが、お金を運用するという考え方を知ることにもなりましたし、自分の時間を使う以外の労働集約型でない、世の中への価値提供という点について考えだすきっかけになりました。

ちなみに、当時より今の方がお金への執着はなく、どちらかというと社会貢献公共性が強くなってきています。考え方が根本から変化してきました。

もちろんこの本を読んですぐにその変化が訪れたわけではないですが、一つのきっかけになったわけです。
この後、僕はシェアハウス運営とか不動産投資などを始めましたし、少し俯瞰した目線で、家庭内経営という資産運用など、奥さんと協力して進めるようになりました。



ティモシー・フェリス『週4時間だけ働く』

この本はとても分厚い本で、全部で600ページ以上あります。
タイトルがまた極端で。
基本福祉業界でお仕事している人からすると(まあそれ以外の業種の人からしても)いや無理っしょ!となるタイトルですが。

一般的にフルタイムだと定時で帰っていても週40時間働いていて、それを10分の1にしようとすると、根本的な考え方の変換が必要になるかと思います。

働き方改革の話題は尽きませんが、身近な人の話を聞いていると仕事量はそのままで、ただただ定時で帰りなさいと言われてみなさんご苦労されていると聞きます。

かといって、仕事をしない、という選択も難しいというのが実情みたいですね。まあそらそうですよね。

そんなとき、労働集約型の働き方しか考えられない脳みそだと限界があるわけですが、いかに自分の時間やリソースを使わずに物事を進めていくか。
さまざまなテクノロジーを活用することもそうかもしれませんし、仕事をする場所ややり方を根本から変えてみる、アウトソースする、みたいな工夫が大切なのだろうと思うようになりました。

僕自身、いかに労働集約型の生き方から出て、自分が動くのは自分が楽しくて幸せで価値あると思うことに全力を注ぎ、それ以外のものは、得意な人にお任せしようという視点で行動してきています。



そんなわけで今回は3冊、振り返って書いてみました。

もちろんもっとたくさん影響を受けた本というのはあると思いますし、また時々こうやって記載していこうと思っていますが。
とりあえず今回はこんな感じで。

ありがとうございます。



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