Ryo Harada

福祉関係の団体に勤務。今は社内SEっぽい役割。 社会福祉士/介護支援専門員/FP2級/…

Ryo Harada

福祉関係の団体に勤務。今は社内SEっぽい役割。 社会福祉士/介護支援専門員/FP2級/福祉住環境Co2級/ホームヘルパー2級/初級シスアド/kintone認定 アソシエイト

記事一覧

更なるkintoneの活用に向けて

・災害派遣にてkintonehive後も、他の業務やシステムに追われ、腰を据えてkintoneの操作ができない日々がつづいていた。 そんな中、夏に発生した台風・豪雨による土砂災害…

Ryo Harada
3年前
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アプリの連携プロセスの見直し

・業務に合わせた変更構築・運用が始まった「日常生活自立支援事業」のアプリ群。使い始めて見えてきた修正ポイントがまとまったとのことで確認に入った。 50項目を超える…

Ryo Harada
3年前
4

アプリのバージョンアップ

・課題の確認とアプリの修正約1年前に構築し、運用していた「顧客管理」アプリも、担当者が慣れたこともあり活用が進んでいた。 ただ、この間に他事業のアプリ構築にどっぷ…

Ryo Harada
3年前
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導入前夜

・展開への道のりテストも進み、Excelからのデータ移行も概ね完了した。 運用開始も翌月に迫り、実際に入力する訪問スタッフへの説明会を開くことになった。 総勢50人を超…

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3年前
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データの移行と確認作業

・Excelからの切り替えkintoneアプリによるシステムも概ね形が見えてきたところで、導入前の大きな課題である「現在のデータ(Excel)を取り込み」に取りかかることになっ…

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3年前
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構築・テスト・レビュー

・テストアプリの作成日常生活自立支援事業の運用に、kintonteをテストすることが決まり、アプリ構築を始めることになった。 まずは、業務の流れと報告に必要なデータの確…

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3年前
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kintoneって?

・プリントクリエイターの威力 顧客管理アプリの構築も進み、ある程度データが入った顧客管理アプリから、普段使ってる請求書を出すためにプリントクリエイターで設定して…

Ryo Harada
3年前
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Garoonとkintone

・Garoonの導入kintone hive や Cybozu Days での影響は強く、kintoneを始めたい気持ちはいっぱいだったが、先ずはGaroon導入をクリアする必要があった。 初期設定のため…

Ryo Harada
3年前
2

異動後の取り組み

・はじめての「kintone hive」 包括支援センターでのkintone活用が道半ばのまま、法改正の担当として本部に異動となった。 着任後しばらくは新しいミッションに対する勉強…

Ryo Harada
3年前
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全社での取り組みに向けて

・地域情報アプリの再構築やっているうちになんとなくできた「地域情報」アプリ。ただ、このままではその後のデータ活用などが上手くできないことがわかり、アプリを再構築…

Ryo Harada
3年前
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はじめてのkintone

・「地域情報」アプリの構築 アプリの構築にあたり、まず「動かないもの」のリストを登録できる様にした。 具体的には、学校や公共施設、町内会館など、活動の「場」となる…

Ryo Harada
3年前
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kintone導入

前回の記事 ・また異動。新しい課題の確認。貸し会議室周りのシステム運用が軌道に乗り、次は決済まわりを見直そう!と思っていた矢先、次の職場へ異動となった。 異動先…

Ryo Harada
3年前
1

サイボウズ製品との出会い

前回の記事 今回、kintone導入までたどり着けるかと思っていましたが、書き進めた結果、その手前までになってしまいました。 また、前回を含め、全体を通して「上手くいっ…

Ryo Harada
3年前
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社内SEのはじまり

・書き始めのきっかけ先週末、初めての救急搬送からの入院を経験した。間もなく退院だが、入院中にふと、「サイボウズやらkintoneやら、今までの流れをnoteにまとめたい」…

Ryo Harada
3年前
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更なるkintoneの活用に向けて

・災害派遣にてkintonehive後も、他の業務やシステムに追われ、腰を据えてkintoneの操作ができない日々がつづいていた。

そんな中、夏に発生した台風・豪雨による土砂災害への支援がおこなわれることになり、広島県に派遣されることになった。

自身としては、中越沖地震以来2度目の災害派遣で、豪雨災害では始めてだった。

派遣期間は約1週間。主に災害支援に協力してくれるボランティアの受け入れ等

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アプリの連携プロセスの見直し

・業務に合わせた変更構築・運用が始まった「日常生活自立支援事業」のアプリ群。使い始めて見えてきた修正ポイントがまとまったとのことで確認に入った。

50項目を超えるリストを本部担当者と1件ずつ確認し、
①すぐに修正できるもの
②修正できるが、運用の見直し等影響があるもの
③kintoneの仕様で現状では対応できないもの
の3つに整理した。

取り急ぎ、①については期限を設けて順次対応。簡単なものは

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アプリのバージョンアップ

・課題の確認とアプリの修正約1年前に構築し、運用していた「顧客管理」アプリも、担当者が慣れたこともあり活用が進んでいた。
ただ、この間に他事業のアプリ構築にどっぷりだったので、運用の中で気が付いた課題への対応があまり出来ていなかった。
久々に担当者と話をし、運用の中で気がついた課題やアプリの改修希望を確認し、改修に取り組むことになった。

改修のポイントは、
①現在単独部署での利用となっているため

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導入前夜

・展開への道のりテストも進み、Excelからのデータ移行も概ね完了した。
運用開始も翌月に迫り、実際に入力する訪問スタッフへの説明会を開くことになった。
総勢50人を超える訪問スタッフに対し、2回に分けて説明会を実施。説明は本部担当者が行い、自分は難しい質問が出たときのために控えていた。

担当者がプロジェクターに画面を写し、入力からプリントクリエイターへの出力まで、日頃の業務の流れに沿って説明し

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データの移行と確認作業

・Excelからの切り替えkintoneアプリによるシステムも概ね形が見えてきたところで、導入前の大きな課題である「現在のデータ(Excel)を取り込み」に取りかかることになった。

Excelファイルの数は20弱(支部の数)あった。もともと、本部で作成した雛形のExcelに入力してもらい、実績を毎月本部で集約する形だったが、使っている内にExcelの形がなぜか崩れ、正しく集計されなくなり、データ

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構築・テスト・レビュー

・テストアプリの作成日常生活自立支援事業の運用に、kintonteをテストすることが決まり、アプリ構築を始めることになった。
まずは、業務の流れと報告に必要なデータの確認。
幸い、10年前とほとんど変わっていなかったので、その時を思い出しながら作成していった。
初回相談から始まり、アセスメント情報、契約に必要な本人の状況、その間の支援記録など、5〜6のアプリを構築し、業務の流れにそって共通するデー

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kintoneって?

・プリントクリエイターの威力
顧客管理アプリの構築も進み、ある程度データが入った顧客管理アプリから、普段使ってる請求書を出すためにプリントクリエイターで設定していった。
kintoneとは似てる様で違うインターフェースに苦戦しながらも、10年以上前にAccessで帳票作っていた経験が生き、数日後にはイメージどおり出せるようになった。

出来上がった帳票をアプリから、出力する。

それを見てようやく

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Garoonとkintone

・Garoonの導入kintone hive や Cybozu Days での影響は強く、kintoneを始めたい気持ちはいっぱいだったが、先ずはGaroon導入をクリアする必要があった。

初期設定のため、初月に10人。翌月から50人。3ヶ月後には200人規模での利用を始め、1年余り経過した翌年度末には500人を超える利用を計画し、実行することになった。
これを他の業務をこなしながら、2人で手分

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異動後の取り組み

・はじめての「kintone hive」
包括支援センターでのkintone活用が道半ばのまま、法改正の担当として本部に異動となった。
着任後しばらくは新しいミッションに対する勉強と対応策の検討に追われていたが、5月になり六本木ヒルズで行われた「kintone hive」に参加した。

包括支援センターでの活用に向け、異動前に申込をしていたのだが、残念なことに利用環境がない中で参加する事になった。

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全社での取り組みに向けて

・地域情報アプリの再構築やっているうちになんとなくできた「地域情報」アプリ。ただ、このままではその後のデータ活用などが上手くできないことがわかり、アプリを再構築することに。
ちょうどこの頃、新デザインへの移行もあり、新しい形で作り直した。
今まではあまり考えず直感的に作っていたフィールド構成だが、今回は改めて要素ひとつひとつを確認し、CSV出力までを見据えて、どのフィールドがよいか確認しながら作っ

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はじめてのkintone

・「地域情報」アプリの構築
アプリの構築にあたり、まず「動かないもの」のリストを登録できる様にした。
具体的には、学校や公共施設、町内会館など、活動の「場」となるところを登録することを想定した。
住所、電話番号、外観の写真…できあがりを想像しながら、フィールドを構築していく。
ある程度フィールドが揃ったところで、テストを兼ねて登録を始めた。
すると、直ぐにフィールドが足りないことがわかった。
「代

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kintone導入

前回の記事

・また異動。新しい課題の確認。貸し会議室周りのシステム運用が軌道に乗り、次は決済まわりを見直そう!と思っていた矢先、次の職場へ異動となった。

異動先は、とある「地域包括支援センター」。
担当エリアは人口約2万人。高齢化率は平均より高めの約30%。
駅からは離れたベッドタウンで住民同士の繋がりもあり、活動も活発なところだった。

ここでもまず取り組んだのは、「情報共有」。
専門職間の

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サイボウズ製品との出会い

前回の記事

今回、kintone導入までたどり着けるかと思っていましたが、書き進めた結果、その手前までになってしまいました。
また、前回を含め、全体を通して「上手くいったこと」が多いですが、実際はそうではない事もかなりあります。が、それを書くと意図せず悪いものが広がる恐れがあるため、あえて割愛しています。
ご了承ください。

・新たな場所での挑戦Excel地獄での戦いを終え、次に異動した場所の主

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社内SEのはじまり

・書き始めのきっかけ先週末、初めての救急搬送からの入院を経験した。間もなく退院だが、入院中にふと、「サイボウズやらkintoneやら、今までの流れをnoteにまとめたい」と思った。
稚拙な文書にしかならないと思うが、記憶を記録にする一つの作業として残しておきたい。

・僕がなぜ「社内SE的な役割になっているのか」僕自身は、福祉系大学で学び、そのまま福祉の団体に就職した。ただ、学生時代から日常的にP

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