Ryo@コンサーティーナ弾き

アイルランド音楽に出会って7年目。 使用楽器はアングロコンサーティーナ30ボタン(Frank Edgley Heritage Model)。 以前は作曲の勉強をしたりピアノや打楽器を演奏したりしていました。 クラシックをはじめ民族音楽、メタル、ゲーム音楽など幅広く愛好しています。

Ryo@コンサーティーナ弾き

アイルランド音楽に出会って7年目。 使用楽器はアングロコンサーティーナ30ボタン(Frank Edgley Heritage Model)。 以前は作曲の勉強をしたりピアノや打楽器を演奏したりしていました。 クラシックをはじめ民族音楽、メタル、ゲーム音楽など幅広く愛好しています。

    最近の記事

    アイリッシュコンサーティーナにおける装飾音について #6 ドローンとコード

    ここまで様々な装飾音について分析や解説をしてきましたが、今回で一区切りとします。 最終回の内容はドローン(Drone)とコード(Chord)です。 厳密な定義からすれば装飾音には当てはまらないと思うのですが、アイルランド音楽におけるコンサーティーナの奏法としてはとても重要なもので、海外のサイトを見ても装飾音(Ornamentation)の一種として加えられていることが多いため、ご紹介します。 ※前回の記事(トリプレット編) ■ドローンとはドローンは、主に民族音楽でよく使

      • アイリッシュコンサーティーナにおける装飾音について #5 トリプレット

        第3回、第4回とロールの奏法について考えてきました。 ロールは話がなかなか難しくなりましたが、今回はわりとシンプルになりそうです。 ※前回の記事 ■まず、トリプレットとは何かトリプレットとは、8分音符2つの間をつなぐように音を挿入する奏法です。上行する場合と下行する場合があります。 楽譜にする場合、上記のように三連符で表記されることが多いですが、実際のリズムは異なり、以下のように前に詰まって聞こえます。 クラシックの演奏を経験した方は注意するポイントです。 【注意】本

        • アイリッシュコンサーティーナにおける装飾音について #4 ロールを使わないときの注意点

          前回の記事では、コンサーティーナでの様々なロールの奏法についてまとめました。 その中で「8分音符3つ分の音価」の部分でロールを使うという説明をしましたが、全ての部分でロールを使う必要があるわけではありません。 また、ロールを使うにはある程度のテクニックが必要なので、無理に使うよりは正確なリズムで演奏することのほうが大事だと思います。 アイルランド音楽におけるコンサーティーナの発祥地、クレア州の最も伝統的なスタイルを好む方も、ロールをしないという選択をすると思います。

          • アイリッシュコンサーティーナにおける装飾音について #3 ロールの奏法

            第2回目の記事ではカットとグレイスノートの奏法についてまとめました。今回は最も特徴的な装飾、ロール(Roll)です。 ロールは、コンサーティーナでアイルランド音楽を演奏するにあたり特に難しいポイントだと思います。 私も長い期間、コンサーティーナにおけるロールとは何なのかはっきりと分からずに演奏してきてしまった後悔があるので、この機会に頑張ってまとめてみます。 ※前回の記事はこちら。 注:私はプロではない一般のコンサーティーナ愛好家です。 何か間違いや追加情報などあれば

            アイリッシュコンサーティーナにおける装飾音について #2 カットとグレイスノート

            第1回目の記事では,コンサーティーナの装飾音の種類についてまとめました。 今回からいよいよ実際の装飾音の奏法についてまとめていきたいと思います。 ※第1回目の記事はこちら。 ■カット(Cut)多くの奏者が使っている装飾音です。 まずはどのようなものか,楽譜で表してみました。 ※赤い音符が装飾音です。 ※本記事の譜例は「私はこう弾いています」という程度の書き起こしですのであくまでも参考までにご覧ください。 ~The Ballydesmond Polka No.2 より

            アイリッシュコンサーティーナにおける装飾音について #1

            仙台でコンサーティーナを弾いているRyoと申します。 アイルランド音楽におけるコンサーティーナの装飾音(ornamentation)について,今分かっていることを整理していきたいと思います。 記事を書くに至った理由 ~ 情報が少ない!アングロコンサーティーナでアイリッシュ音楽の演奏を始め,ある程度弾けるようになったときに疑問に思うのが,「どうしたら著名な奏者のような装飾音が付けられるのだろう」ということです。 他の楽器,例えばフィドルやティンホイッスル,アイリッシュフルー