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触れて名前を呼んでみたい空が見つかる。「空の辞典」小河俊哉

 晴れ、雨、曇りだけじゃもったいない。日本の空はもっとエモい名前に満ち溢れている。


 この本はタイトルの通り空にまつわる名称を雲、風、雨、雪、霧、光、色の7つのテーマに分けて紹介しています。


 情報量も良いですが特にお気に入りなのはこの本のデザインです。


 解説文の脇にある絶景写真はもちろん、水色が基調の空をモチーフにした表紙に包まれたこじんまりとしたサイズの本で部屋に飾って眺めているだけでも満足の1冊。



 ページのレイアウトも水色の背景に空模様がモチーフの装飾が散りばめられたページの中央に空の写真と解説文が置かれていて、まるで空を手に取っているような気分になる本です。


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