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考えてプレイができない選手を作らない取り組み

どうもバスケコーチのりょうです!

今回は現在僕が取り組んでいるコーチングについて書いていこうと思います。

この記事が少しでも誰かの参考になると良いなと思います。

早速ですが、良い選手には共通してあるものがあります。

それは主体性です。
物事を自分なりに考え自分の意志で行動できる力です。

いや、そんなの当たり前やん!何言ってんの!?笑
って思いますよね!笑

でも結構主体性無い選手いるんですよ!特に育成世代の選手はかなり多いです!

僕もコーチを10年近くやっていますが、主体性無いというか、自分で考えられないロボットみたいな選手たくさん見てきました。

言われれば出来るけど、言われないとできない、みたいな選手マジで多いです笑

でもそれって教えてる側がそういう選手を作ってしまってるのもあると思います。

なので僕は常日頃選手たちに伝えていることは、何事も自分で考えて物事に取り組めるようにしようと伝えてます。

コーチに問題点を見つけてもらって、それを教わるだけ、教えてもらうだけでは主体性が身に付きません。
主体性を身につけさせるには自分で問題点を見つけ、それに取り組む力が必要だと考えてます。

これはバスケだけではなく大人になって社会に出た時にも関わるものだと思います。
大切なのは本人がそれを問題として課題意識を持って取り組めてるかです。

ただドリブル、シュート、パスの練習を数をこなして行うだけでは意味はありません。
もちろん技術は身につくかもしれませんが、それはどのシチュエーションで使う?試合にはどう生きてくるの?など、なぜ練習しているのかを考えなければいけません。
そのためには主体性を身につける必要があると思います。

主体性をつけさせるための取り組みとして行ってることは選手にノートを書かせるのと、ノートに書いたことを発表させて自分の言葉で話してもらうことです。

この自分で書いて自分の言葉で話すのが結構大事です。

もちろんノートを書くためにはそれだけの情報が必要です。

なので、コーチングでまずは教えて練習させ自分の中に取り入れてもらう、これをインプットと言います。
そしてその後にノートに自分の言葉で練習のよかったこと、よくなかったこと、次の課題を書き出し、みんなの前でそれを発表してもらう、これをアウトプットと言います。
このインプットアウトプットを行うことで選手の考える力をトレーニングします。

特に育成世代の選手達はインプットはたくさんしていると思います。
ですが、アウトプットは極端に少ないなと思います。
このアウトプットが出来る選手は大抵キャプテンやチームを引っ張る存在の選手に成長していきます。

自分の中だけで考えて置くだけではダメです。それが本当に合っているのか、間違っているのか、自分で解ることがとても大切です。

発言(アウトプット)してみて、解るんです!

そして、発言したことで起きる問題点をさらに考えて行くことで主体性がどんどん身についていきます。

この「発言したことで起こる問題点」については別の記事で書いて行こうかなと思います。

以上が僕が現在取り組んでいるコーチングになります。

こんなことを書いてはいますが、今僕が教えている子供たち全員が主体性が身についているわけではありません。

ですがこういった取り組みが、選手たちの主体性や新しいアイディアを生み出すと思います。

少しでも良いと思ってもらえれば、皆さんもやって見てください!笑

よろしくお願いします!

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