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野菜ジュースを買っているあなた #6

ご訪問ありがとうございます。

野菜ジュースを買っていらっしゃる方は、ぜひ一読されて見てください。いや、そうでない方も興味深い話だと思いますので、読んでいただければ幸いです。

厚労省は、国民の皆さんのためを思って成人は1日あたり350g(多いですね)以上の野菜を接種するように推奨しております。でも、これって、あくまでも「量」であって、栄養成分は示されておりませんからね。普通に考えて、満遍なく食べてくださいよって話なんでしょうけれども。

でも、問題はそこではなくてですね。野菜ジュースを作っているメーカーの中には、この量を目安として売られているものが多いんですよね。パッケージに「野菜350g使用」とか書いてあるものは実際にありますからね。

野菜ジュースは製造過程で、濃縮や殺菌などを目的とした加熱が行われますから、熱に弱いビタミン類は、この加熱の時点で失われてしまうんですよね。その加熱の度合いを考えれば、そもそも殺菌を一気にしてしまうので、「どうせ、家で調理する時に加熱するでしょ」ってレベルじゃあないってことは安易に想像がつくことです。つくというか実際の話ですけれども。

あと、食物繊維ですね。これも飲んでいる時に口当たりが悪くなってしまうので、不水溶性の食物繊維は邪魔なので、絞りカスとして捨てられているんで無意味なことになっちゃっているんですよね。ですので、例えばセロリとか、凄く体にいいイメージなのでパッケージにイラストなんかが載っていても、所詮は絞り数ってことなんです。

ですんで、野菜を食べるのと野菜ジュースを飲むことってイコール的な認識になってはいますが、せいぜいメーカーも補助的に飲んでくださいね的なアピールをしてもいいと思うんですけどね。

更に突っ込んだ話になりますけれども、「濃縮還元の製法」ですね。勿論、野菜ジュースの「原料」は世界各国から調達されますよね。でも、ここで怪しいのが、輸入される前の段階で、加熱され、水分を飛ばして、ペーストや粉末状態にされちゃっていたりするんです(その方が何かとコストを抑えれますからね)。

「国内生産」と表示される商品は、輸入した原料をジュースに戻す「還元」の工程が国内で行われているってことなんです。要するに水で薄めちゃっているのが「国内生産」って言葉にガッツリと置き換えられるんですよね……。

それで、メーカー側も、加熱によって薄められた栄養素や風味で申し訳ないですってこと?で、いらぬこと添加物投下ってことで補なっちゃったりしてギャグみたいな商品も。特に「香料」については、化学的なものと天然由来もものを表記する義務がないんですよね。

こういうことを調査している研究者などは、「飲んでも全く意味がないっ!」なんて言われておりますけれども。私は、そこまで書けませんが。まぁ。あのー、あくまでジュースという嗜好品と思って飲むのはいいと思いますよ……。

#本音は飲んでも意味ない

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