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精神の死ぬ瞬間について考える

ややっていうかホラー?
一応注意で


肉体は朽ちて骨だけになり、骨もやがて風化する

身体の死は、各機能が停止して、しばらくしていれば肉体そのものも消える。
保存が利くのは地中や氷の中など密閉されているからであって、野ざらしにされていれば骨ですら砕かれ、散る。

では、精神はどこで消えるのか

徐々に消える?いっぺんに消える?

いわゆる死に際の人は、意思疎通が難しいことが多い。老齢や負傷によって応答できないといえばそれまでだが、既に精神は消えつつあると考えることもできる。
一方で、直前まで元気でありながら、眠ってそのまま目覚めないというケースもなくはない。この場合、眠ることによって段々と消えていったのか、それとも眠ったことで全て消失したのか。

消える時の感覚は?

身体の場合は、負傷があれば痛さが伴うものの、最終的に麻痺のような感覚自体がなくなる。
では、精神が消える時はどうなのだろうか。
それこそ眠るように、気づけば(矛盾する言い方だが)無くなっているのだろうか。

気づかないままという状態

眠るだけなら、気づいたら翌朝なり起きている状態になる。しかし精神が死んでしまった以上、次の気づきはない。
次の気づきはないとは、どんな状態なのだろうか。
「無」としか表現できないというのは簡単だが、それはいったい、どんな状態なのだろうか。

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