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ヘボン式と訓令式~ローマ字はどこで習う?

fuとjaはヘボン式

ちょっと思ったことがあって書いてみます。ローマ字表記には小学校でまず習う訓令式(読み習い重視)と、大人が使う…というとちょっと違うかもですが、一般常識的な?ヘボン式があるじゃないですか。
簡単に言うと、「ふ」を訓令式ではhuと書くけど、ヘボン式はfuと書きます。この辺りは、皆なんか知ってるイメージありません?じゃじゅじょをzy(auo)じゃなくj(auo)で表現するのも、なんとなく理解している印象あります。

shuはヘボン式で「しゅ」

で、本題というか、この話を書くきっかけになったことが。訓令式ではしゃしゅしょをsy(auo)で書きますが、これヘボン式だと変わるってご存じでした?(ご存じの方はむしろそれでOKです。天才!)

ヘボン式だとyじゃなくてhになるんですって!!

しかしほかの行(ぎゃ、びゃとか)は皆yのままなのに、どうしてしゃだけそうなってるのかなーって。というか、ヘボン式の中でこの表記だけ、習った覚えがないんです。そもそもローマ字って訓令式こそ教わっても、ヘボン式に変えて使いましょうねーって言われる機会がなかったように思うんですけど、中学校とかであったのかな…。
なんかjaやfuは、カタカナ語の中でも見る機会多いから、そこで自然と知ったってのもある気がします。fuの場合は、ふぁ・ふぃ・ふ・ふぇ・ふぉのふっていう、はひふへほとはある意味別の行だから覚えやすいってのもあるかも。そういう意味ではjも、じゃ・じ・じゅ・じぇ・じょですし(y行のやいゆえよ、w行のわうぃううぇをみたいな感覚)。

パソコンはどっちにも対応

まあその、どっちを使ったところで試験にでるとかクビになるとか(語学は別かもだけど)そういうのが無かったから、気にならなかったってのもありますが。1番はパソコンがsyaでもshaでもしゃって認識してくれるのが、shaを覚える機会が無かった一因なのかなーと思ってみたり。

hは伸ばす音の印象も強かった

多分英語になっちゃうんですけど、hはoh(オー)とか伸ばす音ってイメージも強くて、shoをそーみたいに読んだりもしちゃってて。
んで今回、shashushoを読む機会があって、さーすーそーって読むのかなと思ったんですけど、それだと前後の言葉が成立しなくてですね。さてどうなんだとパソコンで打ってみたらこのざま(笑)というオチがついたんですね。

という、大人になってから、というか大人になってそれなりに経ってから得た新しい知識の話でした。それは日本語が難しいとか奥が深すぎとか言われるわけだぜ?


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