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余計なものを積みすぎてしまった自分がフランスに留学するための作戦会議

夜23時半には眠くなり、朝7時に勝手に目が覚める金沢生活も3週間が終了。分かりやすいくらい環境に影響を受けやすい自分が好きです。

さてこの3週間は、先月の滞在制作と過去制作した作品をまとめながら、新たな道に進むために研究内容のブラッシュアップを進めてきました。

半年後に迫ったパリ国立高等美術学校(エコール・デ・ボザール)への留学…この大学はドラクロワ、ドガ、モネ、シスレーなどの西洋美術史におるけ巨匠を多く輩出してる名門。そんなことはつゆ知らず選んでしまったのですが。

藝大側の交換留学の承認は降りてるので後はお金。そしてここで問題が発生なのですが、年齢的に受けれる海外留学奨学金がほぼないという。

あらゆる人に「トビタテはいいよ!」と聞いたのですが(実際条件素晴らしい)、なんと4月1日時点で30歳以下まで…俺氏、いま31歳…(今年32歳)

他の奨学金も当然調べましたが、年齢の壁が本当に大きい。

ここで声を大にして言っときますが、海外の大学に留学したい、海外の大学院で学位取りたいと思ってる20代後半の奴ら…

今行っとけよ!!!

海外行きたい行きたい言うて、結局コロナで行けなくなった人もたくさん見たので、「行きたい時が行く」タイミングなのでしょう。

もちろん、一般の給付型の奨学金もこれからアプライしていきますが、ほぼほぼ自己資金で賄わなければいけない。そんなお金、働いてないので手元にあるわけない←

というわけでこれから資金調達に奔走するモードに入りますが、自分が誰かに提供できる価値は、「表現者として世界に出ていく過程を共有すること」だと思っているので試行錯誤中です。具体的には

いまこうしてクローズドで発信している内容をオープンにしていこうかなと。ここ数年、2019年後半くらいからですね、表立ってガンガン発信していくのを意図的に控えていました。

それはSNSで言葉を操り(操られ)、付け焼き刃的なマーケ思考で誰かを操り(操られ)、何かを作り一瞬で消費されるその背景全てに限界を感じたから。だから、そうしたインターネット上での発信活動を抑え、美術の方面に向かいました。

文章を書くことも引き続きやっていたけれど、明らかにSNSで発信する頻度を落としたし、発信したとしても抽象度を上げたり…つまり昔は狙ってた「バズらせる」を避けなければいけないと。このnoteの月額マガジンを4年半続けている理由がそう。

結果として、言葉と自分に向き合う時間が圧倒的に増えました。まだまだですが、無下に言葉を扱わない配慮をしようと。

しかし反動として、昔のようにガンガン発信するのが億劫になってしまいました。というより周りの目が気になってしまうようになった…。誰かを傷つけたら嫌だなぁとか、どう思われてしまうだろうとか。

なんか、昔の自分みたいだなぁ今と思ったり…。日本から海外に出たことがなかった22歳くらいまでは、こうやって周りの目を気にして生きてました。でもニューヨークに留学して、本当にそんなことどうでもよくなって。それから自分が変わって「プロ無職」を名乗りブログを書くことから活動はじめました。

それが、一周回ってまた昔の自分に戻っている。笑
31歳まで生きて、また余計なもの色々積みすぎてしまった。
でも半年後に、また海外留学できる機会も待っている。

これは、自分を改めて解放するタイミングじゃないかと。
なんなら半年後に行く過程を含めて、良い試練だなと。たぶんここを突破しないとフランスに行けないと思う。そういう意味では留学は始まりかかっている。笑

信念持ってやってるんだから、別に人からどう思われてもいいじゃない。
勘違い、大いにけっこう。

「わがままに、がむしゃらに」

これ、2023年の生き方になりそう。

というわけで、一旦自分が培ってきたもの、強みなどを棚卸しして作戦を立てて行こうと思います。

ここらは余談です。

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