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自分らしいキャリアとは

「会社に勤めていたら定年まで働ける」時代は終わりました。社会の変化が変化が激しく、働く期間が長くなった今、「どう働くか」に迷うことは当然とも言えます。

私はキャリアコンサルタントの資格を取り、キャリアについての考え方を学び、情報収集も続けています。でも、納得する働き方についての「正解」が見えるわけではありません。「納得いく働き方」とは何か。それは「自分らしく働くこと」なのだと考えます。日常の出来ごとから、一人にひとつの「自分らしいキャリア」を考え目指し続けていくことが、一つの解なのかもしれない、そう考えます。

自分らしさに向き合う方法

自分に向き合う手段は、様々あります。

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どの手段を取るにしても、以下の工程は共通します。

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そして、どの方法においても、以下がポイントになります。

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先日はじめて「メールだけでキャリア相談を重ねるサービス(3か月間)」を受けました。それは、三好 美帆 さんと西中村 剛 さんの文通2.0というサービスです。最後まで、お二人と一度も会っていません。でも会ったかのような信頼関係と、進捗の実感があります。その、貴重で不思議で有意義な体験を、少しご紹介します。

メールだけのキャリア相談を受けてみた

「文通2.0」を受けた、私の目的
本サービス受講を開始した頃、退職した職場に正社員で出戻りすることとりなりました。「社内・社外での活動の方向性」や、「短期・長期で何をしたいのか」を整理することを、受講の目的としました。

文通2.0を受けた3か月での変化
自身が想定していたより大きく、目の前の世界が変わっていきました。
・自身が担うマーケティングでの大きな予算獲得や、念願のチームメンバー採用が進んだ
・マーケティングとしての情報発信だけでなく、「自社そのものを発信していく」広報的な取り組みの実施について、社内合意を得ることができた
など、実現したいことに向けたスタートラインに、いくつも立てました。

なぜできたのか
①自分のタイミング、自分のスタイルで相談できた

いつ次のメールを書くか、どんな手段で伝えるか(文章のみ?図を使う?)を決める必要があります。「どんな方法で伝えたら伝わるか」を考えアウトプットすることが、結果的に自分自身を客観的に見ることに繋がりました。

②「やります」と宣言することが、行動の継続を可能にした
私の場合、毎週末にメールを送ることにしていました。1週間の振り返りと、翌週のアクションを言葉にし、メールを送ることを続けました。常に1週間後にどう報告しようかと考え続けることが、アクションし続けることを可能にしました。

③複数の視点でのフィードバックが、思考を深めた
毎週末の振り返りに対して、西中村さん、三好さんお二人それぞれの視点でフィードバックを受けました。西中村さんはビジネスの観点で率直なコメントを、三好さんは気持ちに寄り添い後押しを。そんなお二人からのフィードバックに刺激を受けて、自分の考えが深まっていきました。

対面でのキャリアコンサルティングを基本として実施したり、受けたりしてきた私にとって、「メールだけのキャリア相談でどこまでキャリアのモヤモヤを解決するのか」、最初は懐疑的な気持ちもありました。

しかし、メールだからこそ相談者である自分が「主体的」にならざるを得ない。そうした環境が自身の思考を深め、行動を加速させていったことを実感しています。

自分と向き合う時に大切なこと

一人にひとつの働き方。正解を決めるのはいつも、自分自身です。一度きりいの人生において充実感を感じるための一つのカギは「自分らしくいられているか」だと、私は考えます。「自分らしさ」に向き合うには、振り返りが有効。一人で向き合う時には、簡単に続けられる「1行書くだけ日記」がオススメです。

きれいな言葉でなくて構わない、自分の腹の底から出てきた言葉は、自分を動かす力になります。未来に向けたイメージを具体的な言葉にし行動し、ふり返ること。それを習慣にすることが大切です。それは「自分らしく働く」ことを可能にし、人生の充実感にも繋がる、そう思います。

※ご紹介:「働く」「生きる」にまつわることをTwitterで発信しています。

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