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エッセイ 25才。 とるにたらないものものと、日々

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エッセイ 25才。 とるにたらないものものと、日々

最近の記事

少しくらい秘密というか、闇があった方が、多分生きやすい

    • 書くことが好きだと自覚するね、あと、どうやら私は誕生日が大切らしい

      • 25歳

        1年ぶりに開いた 転職活動に勤しんで、最愛の彼と別れ話をして、海でキラキラの水面を眺めて、元彼と夏フェスに行って、誕生日も祝い合わない友人の結婚式に呼ばれて、マッチングアプリでセフレができて、終電を逃して、海外俳優の初来日を喜んで、ロングコートダディとヘルシンキラムダクラブのツーマンライブに行って、サボテンを枯らして、友達が家と車を買っていて、日プ女子を応援して、M-1をみて、初日の出をみて、人の死に慣れることができなくて、ダラダラしてたら1年なんてあっという間に過ぎてしま

        • 23歳と11ヶ月

          友達が減った 職場で仲良しの人はできるけど、心の底からの友達かと聞かれるとYESとはとても言えない 学生時代の友達とは徐々に距離が開くのを、ひしひしと感じている これが大人になるということなのか それとも、私がそういう類いの人間なのか 映画を観て、お家でダラダラ過ごせる友達 気軽に旅行に誘える友達 平日の夜いきなり飲みに誘える友達 暫く連絡を取らなくても通じ合ってる気がする友達 お誕生日を祝い合える友達 一緒に爆笑できる友達 つい数年前までは居たはずなのに

        少しくらい秘密というか、闇があった方が、多分生きやすい

          夢が叶っても、走り続けなければならない

          お風呂で泣いた。 恋人があまりにもキラキラした未来を語るから。彼が出たあと、気がついたら一人で泣いていた。 小さい頃からパティシエになることが夢だった。18歳でその夢を叶えて、パティシエになった。文字通り夢中で働いていた。その会社は同年代の子が多くいて、みんな仕事の事でよく泣いていた。 私は、若い女が人前で泣いたら負けだと思っていたので絶対に泣かないと決めていた。(何と勝負していたかはわからない)かわりに、深夜環七沿いを歩きながら一人で泣いた。帰りのこの道だけは、誰にも

          夢が叶っても、走り続けなければならない

          東京日記

          キラキラ輝く若くてかわいいYouTuberに嫉妬しながら“一生懸命”東京を生きています。あなたに読んでもらいたくて書きました。───── 怠け者の私です。 年末年始はいそがしく、10月ぶりにnoteを開いたら#映画感想文とかいう心躍る企画がはじまっていた。時間はたっぷりあるし、じっくり題材を決めようとしたそのとき#創作大賞2022が私の目にとびこんだ。締切は1週間後。私と#創作大賞2022の闘いがはじまった。 2022/1/30(日)何かを創ろう とも考えたが、すぐに思い

          東京日記

          パパと私と

          パパのお母さん(お婆ちゃん)がとても好きである 薔薇のように華やかな気高さと、向日葵のようにあたたかい優しさを持っている。そんな人なかなか居ないと思う。もしかしたら孫の贔屓目かもしれないけれど、少なくとも私はお婆ちゃん以外のそんな人に出会ったことがない。 そんなお婆ちゃんが亡くなってもうすぐ4年になる。この4年間でパパとたくさん話すようになった。何故なら、私の反抗期は酷いもので"何を尋ねても生返事、いつも つっけんどんな娘"といった具合であった。親はすごい。理不尽な反抗を

          パパと私と

          金木犀

          もしも “1番好きな季節は?” と問われたら、迷わず “金木犀が咲く頃” と答える ジリジリとした日差しが照りつけ ジメジメとした空気が漂う まるで地獄みたいな日々をなんとかやり過ごして 少し肌寒くなってきた頃に訪れるその香りを 私は堪らなく愛している 好きな男には 好きな花の名前を教えるべし! 毎年その花が咲く頃に、彼は貴方を思い出す このなんとも言えない文言をどこかで目にした そんな事に好きなお花を売りたくないと思いつつ、私は金木犀のことを2人の男に教えて

          金木犀