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西洋占星術とギリシャ神話、ヘレニズムの神話、エジプト神話のお話 星読みが面白いな、楽し…

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西洋占星術とギリシャ神話、ヘレニズムの神話、エジプト神話のお話 星読みが面白いな、楽しいな、興味深いなから始まりました。 新月、満月、天体のサイン移動に合わせた記事を作成しています。 facebookページ https://www.facebook.com/Pinkuru.aya

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  • 星とギリシャ神話

    西洋占星術と繋がりのあるギリシャ神話を紹介した記事をまとめています。

最近の記事

蠍座の満月(真の私)

4月24日 8:49 蠍座の満月です。 蠍座の神話 太陽神アポロンの息子にパエトンという青年がいました。 パエトンは父が太陽神であることを誇りに思っていましたが、友達は誰も信じてくれません。 そこでパエトンは父に会いに行き、太陽の戦車を貸してほしいと頼みます。 アポロンは当初はこれを拒否しました。 すぐに根負けするだろうと思ったアポロンは、 ムリそうな課題をパエトンに課し 「もしこの課題をこなしたら、ステュクスに誓って戦車を貸そう」 と約束してしまいます。 ステュクスは

    • 初呟き 1月28日の星 カイトが出来てる

      • 水瓶座の冥王星

        1月21日 冥王星が水瓶座に入ります。 前回水瓶座に入ったのは、2023年3月24日 あれから再びの水瓶座入りとなるわけですが、2023年と異なるのは、山羊座に戻る期間はわずか2か月となり、 長い助走期間もほぼほぼ終わったと見做せるところでしょうか。 ギリシャ神話 冥王星は、ギリシャ神話のハーデスです。 ハーデスは、クロノスとレアの息子として生まれました。 冥府を支配する前は、弟たちに協力的な頼れるお兄さんでした。 ゼウスが彼らの父であるクロノスに戦いを挑んだ時も共に闘い

        • 蠍座の太陽(真の私)

          10月24日 太陽は蠍座に入ります。 ギリシャ神話 太陽神アポロンの息子にパエトンという青年がいました。 彼は父が太陽神であることを誇りに思っていましたが、友達は誰も信じてくれません。 そこでパエトンはアポロンに会いに行き、太陽の戦車を貸してほしいと頼みます。 アポロンは当初これを拒否しましたが、パエトンの変わらない意志に根負けし貸すこととします。このとき、アポロンは冥界を流れるステュクス河の女神に誓いをたててしまい、このことが原因で、パエトンに太陽の戦車を貸すことになっ

        蠍座の満月(真の私)

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        • 星とギリシャ神話
          42本

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          天秤座の太陽(秋分)

          9月23日太陽は天秤座に入ります。秋分です。 天秤座は、正義の女神「アストライア」が持つ善悪を量る天秤がモデルとなっています。アストライアが天秤を持つ姿は、タロットカードの「正義」のカードにも象徴されています。 ギリシャ神話 「正義」というと「善と悪」みたいな二択をすぐに思い浮かべてしまうのですが、ジャスティス(justice)とは、 「全ての人間にとって不都合のない 公正な思考・行動」 「真っ直ぐな心」「公平・公正」「正義」「正しい」「正直」といった意味があります。

          天秤座の太陽(秋分)

          水瓶座の満月

          8月2日 水瓶座の満月です。 水瓶座の神話 ガニュメデス ゼウスの住まうオリンポスでは、宴会が開かれ給仕としてヘベが勤めていました。ヘベはヘラクレスと結婚するため、給仕をやめオリンポスを去ることに。代わってゼウスが探し出したのは、トロイに住む美少年「ガニュメデス」でした。 ゼウスは鷲に姿を変え、ガニュメデスを浚います。 驚くガニュメデスにゼウスは「給仕として天界にくるのであれば永遠の若さと命を与える」「トロイの街の繁栄させる」ことを約束します。 ガニュメデスは人間であり

          水瓶座の満月

          獅子座の太陽

          7月23日、太陽は獅子座に入りました ギリシャ神話太陽神アポロン アポロンは、詩歌や音楽などの「芸能・芸術の神」、「羊飼いの守護神」にして「光明の神」でもあり、イーリアスにおいてはギリシア兵を次々と倒した「遠矢の神」であり、疫病の矢を放ち男を頓死させる神であるとともに病を払う「治療神」でもあり、神託を授ける「予言の神」としての側面も持つなど、付与された性格は多岐にわたります。 やがてアポロンは太陽神ヘリオスと混交され、太陽神に包含されていきました。 このアポロンは、その

          獅子座の太陽

          山羊座の満月

          7月3日 山羊座の満月です 山羊座ギリシャ神話 山羊座は、牧神パン(アイギパーン)の星座です。 神々がナイル川沿いで宴会を開いていた時、突然、怪物テュポーンが現れます。驚いた神々は動物に姿を変えて逃げました。ヤギの頭を持つ牧神パンは魚に変身し、ナイル川に飛び込んだところ下半身だけが魚になり、その姿がゼウスによって星座とされました。 パンはオリンポス12神の一人ヘルメスの子供とされ、羊飼いや羊の群れを監督する神です。上半身は男性で、下半身は山羊のような獣の姿をしています

          山羊座の満月

          双子座の新月

          6月18日 双子座の新月です 双子座の神話 双子座はカストルとポルックスという兄弟です。 産みの母はレダ、父はゼウスです。レダは白鳥に姿を変えたゼウスとの間に、双子の兄弟 カストルとポルックス 双子の姉妹 クリュタイムネーストラーとヘレネー を授かります。 カストルとポルックスが、星座になったのが「双子座」です。一方の双子の姉妹の方は、兄弟とは異なる物語へと続いていきます。 ダリの「レダ・アトミカ」は、最愛の人ガラがモデルです。シュールレアリズムの巨匠が描くレダは、不思

          双子座の新月

          牡牛座の新月

          5月20日 牡牛座の新月です 牡牛座牡牛座とギリシャ神話 牡牛座の牛は、ゼウスが変身した姿です。 エウロペという大変美しいニンフがいました。一目で気に入ったゼウスは、自身を白い雄牛の姿に変えて侍女たちと一緒に花を摘んでいたエウロペの元に近づきました。彼女が雄牛の乗ってみると、突然ものすごい速度で牛が駆け出しエウロペは必死にしがみつきます やがて、クレタ島に着くと、ゼウスは変身をときエウロペに求婚します。そこでゼウスとの間に3人の子をもうける というお話です。ヨーロッパとい

          牡牛座の新月

          牡牛座の太陽(冥王星と)

          4月20日 太陽は牡牛座に入ります 牡牛座ギリシャ神話 牡牛座の牛は、ゼウスが変身した姿です。 エウロペという大変美しいニンフがいました。一目で気に入ったゼウスは、自身を白い雄牛の姿に変えて侍女たちと一緒に花を摘んでいたエウロペの元に近づきました。 エウロペが雄牛の乗ってみると、突然ものすごい速度で牛が駆け出しエウロペは必死にしがみつきます やがて、クレタ島に着くと、ゼウスは変身をときエウロペに求婚します。そこでゼウスとの間に3人の子をもうける というお話です。 その息子

          牡牛座の太陽(冥王星と)

          水瓶座の冥王星

          3月24日 00:25 冥王星が水瓶座に入りました。 ギリシャ神話 冥王星は、ギリシャ神話のハーデスです。 ハーデスは、クロノスとレアの息子として生まれました。 冥府を支配するようになる以前は、兄弟たちに協力的な頼れるお兄さんでした。ゼウスが彼らの父であるクロノスに戦いを挑んだ時も共に闘いました。 クロノスに勝利した後、ハーデスは死者の国である冥府を支配するようになります。 これにより、ハーデスはオリンポスを離れることとなり「オリンポス12神」ではなくなります。 ハー

          水瓶座の冥王星

          牡羊座の金星

          牡羊座の金星のお話です。 アフロディーテ金星はアフロディーテ(ローマ神話ではヴィーナス) アフロディーテは、クロノスによって切り落とされたウラノスの男性器にまとわりついた泡(アプロス、aphros)から生まれました。 (ヘシオドス『神統記』) 生まれて間もない彼女に魅せられた西風(アネモイ※のゼピュロス)がキュテラ島に運んだ後、キュプロス島に行き着いたとされています。 アフロディーテ―が島に上陸すると愛と美が生まれます。 ※アネモイは風の神たちの総称です。 東西南北の各方

          牡羊座の金星

          水瓶座の太陽

          水瓶座の太陽 1月20日 太陽は水瓶座に入ります。 二十四節気では大寒にあたります。 占星術的には、水瓶座0度に太陽が入る日になります。 二十四節気と黄道十二宮は緊密な関係にあります。 大寒→立春:水瓶座(風:不動宮) 穀雨→立夏:牡牛座(地:不動宮) 大暑→立秋:獅子座(火:不動宮) 霜降→立冬:蠍座(水:不動宮) 不動宮は季節の盛りから始まります。 水瓶座は、大寒で始まりカチカチですが、その中で次の季節が始まります。 移ろう季節の中で、寒さの真っ盛りの間は「このまま

          水瓶座の太陽

          2023年

          あけましておめでとうございます 今年もぴん来る的星語りよろしくお願いします。 太陽神アポロンを彷彿とさせる寓意画として、こちらを選びました。 平和と自由、2023年特に意識していくことになりそうなキーワードです。 新しい年の始まりが、皆様の心の安寧と、自由の精神となりますように。 もっと精進していきたいと思います!

          牡羊座の木星

          12月20日木星が牡羊座に入ります。 2022年の木星の動き 5月11日牡羊座入り ♈0度 7月29日逆行開始  ♈9度 10月28日魚座入り  ♓29度 11月24日順行開始  ♓28度 12月20日牡羊座入り  ♈0度 木星は、5月に牡羊座に入ったあと逆行し魚座に戻り、再び順行となり12月20日2回目の牡羊座入りします。 2回目の木星の牡羊座入りをもって、2022年の大きな天体の移動は終わとなるのですが、この木星の移動を皮切りに、2023年の大きな天体の移動が始ま

          牡羊座の木星