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摂食障害と私(自己紹介)

現在41歳の私は、
摂食障害の診断をされて約20年程経ち、
気づけば人生の半分を摂食障害(拒食、過食嘔吐)と共に生きて来ました。

摂食障害、
ただ食べられなくなるとか、
過食が止まらないとか、
そんな単純な病気ではありません。

「食べる」というのは人を繋ぐということであり、
「食べる」ということは生きる事そのものなのです。

摂食障害により、失ったもの、得られたもの、
どちらも沢山あります。

仕事しながら生活できるのか、恋愛はできるのか、夢は叶うのか…。

私のプロフィールの猫の画像、
これも摂食障害の抜け道に通じる大切な家族です。

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今のように、何かあればスマホでググッて直ぐに情報を得られる時代ではなく、
「摂食障害」という病もさほど世の中に浸透しておらず、
メンタルヘルス=ちょっと頭おかしいとか、
そんなふうに思われるような時代でした。

「薬や手術で治せる病気なら良かったのになぁ…」
と考えたり、
「なんで私なんだろう」と、
考えても仕方ないことを考えたり…。

身体にも心にも周りにも悪影響を及ぼしたかもしれませんが、全てが悪い事だけではなく、
例えば、
・摂食障害である事により、心の弱い人の気持ちがわかる。
・体力のないご年配の方の大変さがわかる。
・食べることが美味しいと感じられる。

など、良い産物もありました。

これまでの経験、辛さ、病気によって変わってしまった事など、全てありのままに綴り、
摂食障害の恐ろしさ、辛さを知ってもらい、
これ以上苦しむ人が増えない世の中になるのを願います。

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