ruru(摂食障害 約22年)

約22年、まだ摂食障害という病がそんなに世に知れ渡っていない頃から摂食障害と共に生きて…

ruru(摂食障害 約22年)

約22年、まだ摂食障害という病がそんなに世に知れ渡っていない頃から摂食障害と共に生きてきた、実際の体験、心情、克服できた事など、ありのままを正直に書いていきたいと思っています。 身長158cm、最低体重28kg、現在40kg前後(メンタルの為に計っていません)。

最近の記事

⑤ きっかけ

41歳の私が今どの辺にいるかと言うと、 恐らく、 摂食障害の長ーーいトンネルの 出口は見えて分かっているけれど、 どうやって出たら良いのか分からない、 その辺なのかなと自分では思っています。 正直、 思い出したくない事もあるけれど、 同じように苦しんでいる人がこのnoteを読んで、 自分も乗り越えられるんだ! と思えたらいいなと… そんな気持ちで書いています。 一部の方へは不快にさせてしまう内容もあるかもしれません。 本当に申し訳ございません。 が、 ここではその時の気

    • ④ 【 拒食と嘔吐 】専門学校から社会へ

      遊んでいる大学生よりも早く社会へ出るんだ! という気持ちで進学した専門学校。 できる限り資格を取り、バイトもして…の生活。 その中で、 痩せ願望と食への意識も少しづつ歪み始める。 そして、 実家の転居もあり、新たな生活が始まります。 19年過ごした、父との思い出の詰まった家との別れでもあります。 【 入学式 】 入学式は学校でクラスのオリエンテーションのような軽いもので終わりました。 専門学校の教科書は7万円くらいで、 それを聞かされたのが入学式の数日前。 さす

      • ③ 【 摂食障害への入口 】父の死からの日常の変化とダイエット成功、そして、高校卒業

        【 日常生活の変化 】 諸々事が落ち着き、 母が子供二人を育てるために、 それまでパート勤務だった会社で正社員になり、 朝は7:30頃には出て、 帰宅は毎日21:00より遅くなりました。 それまで毎日お弁当だったのが、 お金を貰って何か買う日も増え、 夜も自分で買って食べる日も出てきました。 【 国立病院ダイエット 】 ぼんやりとしか覚えていませんが、 この頃から自由になったこともあり、 当時はやっていた「国立病院ダイエット」というものを始めました。 「国立病院ダ

        • 【愛猫】ゆず🍊 ~番外編~

          愛猫の登場までこのペースだと長いので、 番外編として。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 2023年6月27日に40年夢見ていた 愛猫との生活が始まりました。 ゆずは、 とある猫カフェで里親募集の猫スタッフとして在籍していた子で、 マンチカンの1歳半(当時)の女の子です。 ゆずに初めて会った時に、 「この子だ!」と直感で感じ、 受け入れを決めました。 細かい馴初めはまた追追お話するとして…。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 猫はその時々を生きています。 好きな時に食べて、寝て、走っ

          ② 父の肉体との別れ

          正確には、 「父が亡くなった」ですが、 私の心の中で父の死を受け入れられていないようで、 「消えてしまった」ような感覚でした。 そのため、 タイトルは「父の肉体との別れ」としました。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 【 葬儀 】 母がとにかく早く動いてくれて、 葬儀も直ぐに手配されました。 この辺りの事は 本当に目まぐるしがった事しか記憶がありません。 悲しみに浸る暇もなかったような気がします。 父は、春頃から入院していたので、 「父が家にいない生活」には慣れていました。

          ② 父の肉体との別れ

          ① 中学、高校時代、そして、父の死

          いつから何がおかしくなった、というのは 正直なところ分かりません。 何故そうなったか、 それがわかっても摂食障害を治す薬も手術も無い訳で、 とにかく治すのは自分なのだ。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 【 中学時代 】 中学の定期試験の順位は、 学年13位からスタートし、 8位、5位、3位、 そして、憧れだった1位になり、 私はそれを必死にキープした。 毎回試験二週間前には、 トータル120時間は勉強していた。 自分の脳内で、 「私は1番であるべきだし、1番でなければならな

          ① 中学、高校時代、そして、父の死

          摂食障害と私(自己紹介)

          現在41歳の私は、 摂食障害の診断をされて約20年程経ち、 気づけば人生の半分を摂食障害(拒食、過食嘔吐)と共に生きて来ました。 摂食障害、 ただ食べられなくなるとか、 過食が止まらないとか、 そんな単純な病気ではありません。 「食べる」というのは人を繋ぐということであり、 「食べる」ということは生きる事そのものなのです。 摂食障害により、失ったもの、得られたもの、 どちらも沢山あります。 仕事しながら生活できるのか、恋愛はできるのか、夢は叶うのか…。 私のプロフィ

          摂食障害と私(自己紹介)