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【知らないと損】部屋が片付かないと起きる心理的なデメリット


そろそろ年末が近づいてきたので、部屋の大掃除とか片付けを考える時期になりましたよね。

Voicyの過去放送でもお話ししましたが、部屋に物が散らかっていて片付かないと、僕たちはストレスを感じやすくなります。
詳しいことは以下から聴いてみてください。

今回はまた別の観点から、部屋が片付かないとどういう心理的な問題が起きるのかということについてお話ししたいと思います。

片付けが出来ないまま、部屋に物が溢れてるとか、『開かずの引き出し』とか『見て見ぬふりコーナー』がある方は、このnoteが今年こそ片付けるチャンスのきっかけになると思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。

それでは、いきましょう!

1.必要ない物を取っておくことで、人生の大事なことに集中できなくなる

このnoteはiPhoneで読んでいる人が多いと思います。このiPhoneの開発者であるスティーブ・ジョブズは、とにかく必要ないものを削ぎ落とすことで自分の大事な仕事に集中していたことで有名ですよね。

具体的には、朝起きて「どの服を着て仕事に行こうか?」ということに頭の大事なエネルギーを消費しないように、毎日必ず黒いタートルネックとジーンズを履いていたそうです。

僕たちの生活はiPhoneが出る前と後とでは全く違うものになりましたよね。それまでガラケーを使ってた人が、みんなこぞってiPhoneに切り替えるようになりました。今では街を歩いてると、スマホを持ってる人の大半がiPhoneを使ってますよね。

余計なことに頭のエネルギーを使わないで、仕事にエネルギーを全集中させたからこそ、世界を変えるようなiPhoneが生まれたわけです。

この話を聞いて、「いや、私は凡人だし、別に世界を変えるようなことを目指してるわけじゃないよ」って思ったかもしれません。

もちろんそんな発明はジョブズみたいな一部の天才だけがやればいいことだと思います。

僕がここで言いたいのは、みんながiPhoneみたいな世界的な発明を目指そうということではなくて「本当に自分の人生の大切なことに時間、労力、お金などのコストを使えるように、余計なものは手放していこう」ってことなんですよ。

というのは、余計なものが多いほど僕たちは人生の大切なことに集中できなくなるからです。

たとえば、家に物が多ければ多いほど、物が片付かなくて、「あれ、どこだっけ?」って探し物をすることに時間が奪われていきます。

家電の説明書だったりとか、領収書だったりとか、そういう書類関係って頻繁に見るものじゃないから、棚の奥底に入れちゃってたりしますよね。それを探し出すのに、「あれ、どこだっけ?」って、かなり時間を使うじゃないですか。

一説によると、社会人が探し物に使う時間っていうのは、1年間で平均150時間だと言われてます。これって丸6日間以上になるんで、結構な時間ですよね。

僕たち社会人はって毎日仕事で忙しいから、なかなか一年のうちに6日間も連続で休みを取るってことは難しいじゃないですか。なのにもかかわらず、その貴重な6日間が探し物のせいで消費されてるって、何かもったいないと思いませんか?

6日間もあれば家族と一緒に食事に出かけたり、旅行に行くことだってできます。趣味の時間を存分に楽しむこともできます。副業をやってみたりとかして、新しくお金を稼ぐためのスキルが身についたりします。

時間という一度失うと戻せないものが、片付かないことで年間に6日間も失われてるわけですよ。これはやっぱり見直した方がいいなと思います。

それに物が溢れてることで失っちゃうのは時間だけじゃないんですよね。たとえば、食品を買うときに無駄なものをたくさん買っちゃって、冷蔵庫に物が溢れてるとするじゃないですか。

そうすると、

「この食品の賞味期限がそろそろ切れるから、早めに食べなきゃいけない」「この食品を使うには、他に冷蔵庫に入ってる食材と組み合わせて、どういうメニューにすればいいだろうか?」

みたいなことに頭のエネルギーを使うわけです。

こうやってエネルギーを使って疲れちゃうと、他にこれからの人生に役立つ本を読むなどの、緊急ではないけれども重要なことに使うエネルギーがなくなっちゃうわけなんですよね。

「今日は疲れちゃったから、また明日でいいや」みたいに思って、本がずっと積ん読になっちゃうこともあるじゃないですか。

これはせっかく買った本がもったいないし、早く本から知識を身につけてればもっといい人生を送れただろうに、その機会損失にもなっちゃってるんですよね。

それに冷蔵庫のものを管理しきれずに食品を腐らせちゃえば、お金の無駄にもなります。冷蔵庫から賞味期限が切れちゃった食品が出てくると、「あーもったいないことしちゃったなぁ…」ってちょっと悲しくなりますよね。

そのお金があれば、もっと自分の趣味のことに使ったり、勉強のことに使ったり、自分の人生の有意義なものに使えたかもしれないじゃないですか。
それももったいないですよね。

つまり片付けができないと、自分の人生の中で本当に大事なことに使えるコストが奪われちゃうわけなんですね。

2.スマホの中にある使ってないアプリを削除してみる

だからこそリスナーさんには、今年こそは部屋にあるいらないものを片っ端から捨てていくってことを実行して欲しいんですよね。

まずそのために入門編としてやってほしいことを1つご紹介します。
それは「スマホの中にある使ってないアプリを削除すること」なんですよね。

スマホの中って、みんなが使ってるからってことで自分も試しにインストールしたアプリとか、一時期ハマってたゲームだったけど、もう飽きてやらなくなっちゃったゲームアプリとかがあると思うんですよね。

そういうアプリが溢れてると、いざ自分が使いたいアプリを探すのに時間がかかったりします。

あとは、たとえ使ってないアプリでも、アップデートがされたりするので、そのためにスマホの容量圧迫したりとか、無駄に電池を消耗させる原因になっちゃうんですよね。

使ってないもののために自分の資源が削られてるってもったいないじゃないですか。だから少なくとも6ヶ月以上使ってないアプリはどんどん消してってみてください。

僕は定期的にスマホの中を見直しをして、使ってないアプリは削除してます。

あとは使ってるアプリだとしても、仕事中に「ピコン♪」って通知が来ると「あ、なんか連絡が来たな」って集中力を持っていかれてしまいます。なので、基本的にLINE以外のアプリの通知は音が鳴らないようにしてます。

こうやってスマホの中を見直すことで、スマホがすっきりしますし、それが部屋の中を片付けるっていうことのきっかけになったりもするので、ぜひやってみてほしいです。

3.40代50代だからこそ、早めに片付けに着手してほしい

30代までであれば、家の物は自分の裁量で自由に捨てられるかもしれません。しかし、40代50代にもなると家の物でも独身の時みたいに自分だけの判断で気軽に捨てられないとか、自分は捨てたくても家族が捨てさせてくれないみたいなこともあると思います。

でも40代50代だからこそ、早めに片付けには着手して欲しいんですよね。
なぜかと言うと、片付けはどうしても体力勝負なところがあるからです。

これは僕のとある知り合いの話なんですけど、その方には80歳代のおじいさんがいました。

おじいさんは世代的にまだ世の中に今ほど物があふれてなかった、物が貴重だった頃を生きてきてるんですよ。その経験があると、必要のないものでもずっと溜め込んでたりするんですよね。

そして、そのおじいさんは自分一人では生活できなくなって、施設に入ったんです。だから、ほぼその施設の中で普段の生活を送っていました。

なのに、自分の家をまだ残していて、使ってないテレビとか洗濯機とかの家具がそのまま残ってたんですよ。

だからそのおじいさんが亡くなってしまった後に、その家にあるものを全部その知り合いが片付けなきゃいけなかったそうなんですよね。

歳を取るとどうしても、動くのが嫌だとか、「これは捨てていいのかどうか?」といった、頭を使って考えるのが嫌だ、という気持ちになりやすいです。

でもそうやって物を残してると、それを処分しなきゃいけないのは、残された家族なんですよね。だからこそ、家族に負担をかけないためにも、40代50代の方にはなるべく若くてエネルギーがあるうちに不必要なものを片付けて欲しいんです。

・・・とはいえ、「片付けたいけど、片付け方がよくわからない」「うまく片付けられなくて困っている」という方もいると思います。

そういった人向けに、先日『捨てたくない』という執着を手放す片づけの心理学というnoteをリリースしました!

部屋を片付けるのに一番大事なのは、必要のないものを捨てることです。

そして、必要のないものを捨てるために大事なのは、

「これはもったいないから捨てたくない」
「捨てて後悔したくない」

と思ってしまう執着を手放すことなんですよね。

執着を手放せることによって、「これは本当に自分が使うから取っておこう」もしくは「これはもう使うことがないから捨てよう」という判断ができるようになって、あまり迷うことなく捨てられるようになります。

なので、この執着を手放して片付けられるようになることを中心に解説したnoteになります。

ここで、綺麗に部屋が片付いたところを想像してみてください。

物が少なくなれば、部屋の掃除が楽になります。
たとえ散らかっても片づけやすくなります。
部屋がスッキリして、気持ちが明るくなります。
高い家賃を払って広い家に住む必要がないのでお金の節約になります。
「あれ、どこだっけ?」という物を探す手間と時間が省けます。

そして、いらないものを手放せるようになるというのは、言い方を変えると自分にとって本当に必要なものと必要でないものを区別できるようになるということです。

それってつまり「これは必要か、そうでないか」という確固とした自分軸を持てるってことなんですね。

そして確固とした自分軸が持てると、物だけでなく人間関係とかにも応用できます。

たとえば、「一緒にいて嫌な気持ちになるこの人との関係は、今の自分にとっては必要なものではない!」。
そう思えて、嫌な人との関係も手放せるようになります。

今年こそ部屋の片付けをしたいと思う方は、ぜひこちらのnoteを読んでみてください。既に大変多くの人にお読みいただいています。

ちなみに、Voicyバージョンでもリリースしたところ、非常に好評でたいへん多くの方に聴いていただきました!

リスナーさんからは次のようなコメントをいただいています。


これまで様々な片付けや断捨離の本を読んだり、コンテンツを見ても部屋が綺麗にならなかった方に、きっとお役に立てると思います。

それでは、また次のnoteでお会いしましょう!

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