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140字小説 「なないろのある町」

太陽の傾く夕方。紫陽花の綺麗な通りのポストに、女の子がひまわりのシールを貼ったハガキを投函しようとする。しかし、その上にカマキリがいて怖がっていた。そこに友達らしき、青い帽子の少年が現れてこれを追い払った。ジーパンを履いた少年の母親が二人に近き、空を指差す。そこには虹が出ていた。

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