幸せの鳥に逢いに行こう。スターバックス目黒店
それは、仕事終わりの水曜日の話。
19時50分 目黒駅
鞄が重たいのは、社用PCが入っているせいだ。
明日は商談に直行する。
何時に家を出るんだっけ、とアプリで時刻表を調べつつその店に向かっていた。
STARBUCKS COFFEE 目黒店
坂道を下ると、緑の看板が見えてきた。
広い窓ガラスから暖かそうな店内の様子が見える。
自動ドアを通ると、サイフォンやオリジナルマグといった商品が出迎えるようにディスプレイされていた。
横長のフロアにあるのは、ソファ席、丸椅子の席、大人数掛けの四角いテーブル席、座布団の席。
一人用の席が多いのは、ビジネスマンの多い土地柄に添っているんだろう。カウンター席に並んだMacBookを見て、そう感じた。
日本庭園の砂利を思わせる床面を歩いてみる。
ホワイトモカか抹茶ラテかな、甘いのが飲みたい。そう思ったのはきっと、会社でブラックコーヒーを飲みすぎたせいだな。
タクシーと東急バスが夜の街を駆けていく。
わたしの背後の"Art"が、ガラス越しに映った。
「一杯のコーヒーから」 / 小林万里子
大きくて、力強い翼。彩る布と糸が、一杯のコーヒーからはじまる旅路を紡いでいた。
苦味と混ざって、ホワイトチョコレート味のシロップが甘く舌に残る。
22時。家へと向かった。
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STARBUCKS COFFEE 目黒店
〒141-0021 東京都品川区上大崎2-25-2 新目黒東急ビル https://store.starbucks.co.jp/detail-1130/
小林万里子HP
https://kotarow05.wixsite.com/mariko-kobayashi
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「カフェ」の空間に「アート」を取り入れるというクリエイティブに挑戦したスターバックス。
アプリ「ArtSticker」を使えば、アートを探して街歩きもできる。
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追伸
先日に応募した #starbucksbecolorfulart は落ちてしまいました。残念。
おやつを恵んでいただけると、心から喜びます。