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骨折で入院時、あって良かった物と、あれば良かった物

8月初旬に不注意で外で転んで左腕を骨折し、都内の某病院に8月半ばから約2週間入院しました。医療がひっ迫しているこのご時世、すぐに入院が出来ず家で痛みに耐えていた10日間が最も辛かったです。


恐かったのは、術前検査の後でPCR検査をしたのですが、翌日に出る結果が陽性なら入院も手術も出来ないと言われたことです。陽性の場合のみ連絡があるとのことでしたので電話が鳴る度にヒヤヒヤしていました。陰性であってくださいと祈るような気持ちで過ごした1日半は本当に長かったです。

又、検査してからは家から一歩も出てはいけなかったので、入院の準備もままならず、パジャマもタオルも歯ブラシもお茶用のコップも、手術時に必要なT字帯も、全てセットでレンタル出来たので助かりました。レンタル費用はまだ請求が来ていませんが1日500円位だったと思います。家から持っていった物は室内履きと下着と靴下とウエットティシュ類だけですみました。スリッパやサンダルは転倒防止のため禁止されていたので室内履きはフラットなスニーカーを夫に洗ってもらい持参しました。


無事に入院出来てからも腫れがひかないことには手術できないと言われていたので何とか予定通り手術してもらえてホッとしました。
手術の痛みは想像以上で、全身麻酔が切れて部屋に戻った時はコンクリートの壁に腕が挟まれているような圧迫感と激痛で、痛み止めが効くまでの時間の長かったこと。腕が折れてぶら下がっている状態の時の刺すような痛みを思うと今はラクになったとは思いますが、肘に近い部分は固くなりがちで元に戻るのは難しく時間がかかるそうです。今後はリハビリを頑張るしかありません。


人生初の骨折で整形外科病棟に入院して、持っていって良かった物、持っていくべきだと思った物がいくつかありましたので書きたいと思います。



①ウエット除菌ティシュ
ベッド横のキャスター付きのサイドテーブルに置いてある物が、とにかくよく床に落ちるのでとても役立ちました。ティシューの箱とテレビのイヤホン、薬の袋は何回落ちたかわかりません。除菌ティシュで拭けたので安心して使用出来たのでこれは最も必要な物だったと思いました。

②顔ふきシートとボディーシート
病院では1日おきに身体拭きをしてもらえて、シャワーも何日かおきに入れましたが、片手なので洗顔がうまくできません。顔ふきシートとボディーシートは、一枚でサッパリ拭けるのでとても重宝しました。


③ペットボトルのお茶、お水、コーヒー等飲料
病院には一階に売店があり、一階と地下に自動販売機があったので、飲料等は入院してから買えばよいと用意していきませんでした。
整形外科病棟に飲料の自動販売機がなかったので聞くと、地下と一階にしかない上、今はコロさんの影響で外来患者との接触を避けるために病棟から出るのは禁止されているとのこと!これには本当に焦りました。面会も禁止なので家族にも頼めず、必要な物があったら看護師さんが買い物してくれるいっても、どうしようと途方にくれてしまいました。幸い給湯コーナーに冷水が出る機械があったので助かりました。病院によっては売店に行けるところもあるかもしれませんが、このご時世ですので一応用意しておいた方が安心だと思います。ちなみに、申し訳ないと思いながら、ついでに便乗してコーヒーを2回買ってきてもらいました。ボトルコーヒーの美味しさにとても癒されましたが、ペットボトルのは膝に挟んで固定して蓋を開けられましたが、缶のボトルは自分では開けられず看護師さんに開けてもらいました💦温かいほうじ茶はお食事の度に出してもらえましたが、飲料は大事ですね。


④トイレ便座用除菌シート
整形外科病棟には男子用トイレはありましたが、女子トイレがなく、車椅子用の個室が5か所のみで、はじめて入った時は4畳ほどある広すぎる個室に戸惑いました。落ち着かないこと、この上ないです。又、車椅子だったり、片手だったり、ご高齢だったり、身体の自由が効かない人ばかりが使用するので仕方のないことですが、汚れていることが多く閉口しました。最初は見つける度にスタッフさんに報告していたのですが、自分で何とか出来る汚れには持参した除菌ウエットティシュでお掃除しました。もちろん、そうしないと自分が使えないからですが、トイレ用の除菌シートか除菌スプレーを持参すべきだったと思いました。今は何処のトイレにも便座拭き用のスプレーが設置してあるのに、病院にないなんてあり得ないと思いました。(退院してから確認したところ、設置していないのは整形外科病棟のあの大きな個室だけのようです💦)


⑤除菌スプレー
手の消毒用のジェルは部屋の入口にあり、病棟のあちこちに置いてあったのですが、スプレータイプのを忘れてきたのは失敗でした。キャスター付きのサイドテーブルに押されて、シューズが何度もひっくり返り足を入れる側が床に着く度、除菌スプレーがあれば良かったと思いました。パジャマのズボンの裾が床についた時も、スプレーは用意しておくべき物の一つだと実感しました。



やたらと除菌のことばかり書きましたが、先生も看護師さんもおおらかな方が多いのか、一度だけですが床に落とした包帯を平気で巻かれたり、床に落ちたアイスノンを交換してくれず腕の上に置かれました😨
骨が無事についたらプレートを取り出す手術でまた入院せねばなりませんが、もう骨折での入院は痛いしこりごりです😖


以前noteで入院体験談を書いていらっしゃる方の記事で拝見したのですが、マジックハンドが役に立ったそうです。私も、遠いところに飛んでいったマスクを取る時に、マジックハンドがあればなぁ、と3回は思いました😅

入院中はマスクを付けるのが必需でしたので、それも結構息苦しくて大変でした。看護師さんが熱や血圧等を計りにしょっちゅう入ってみえるので、安心して外せたのは消灯以降の時間だけです。



私はもう底が厚くてフワフワしているタイプの靴は履かないことに決めました。いざというときに踏ん張れる踵の低い靴が一番です!
皆様も転ばないようにくれぐれもお気をつけくださいね。



最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

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