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おわりのはじまり

恋に落ちた瞬間を憶えている。
昨日のことのように。

これが恋だなんて
わからなかった。
ただ
目を離すことができなくなった。
あの日から
一日も頭を離れない。


その瞳の奥に
懐かしさを見つけて
私は
ずっと彼を探していたんだと
知った。

その隣の
包まれるような居心地の良さに
私が
ずっと帰るべき場所だったと
知った。

自分と彼の
境界線がわからなくなるほど

私は私を愛するように
彼を愛した。


愛してる理由などなくて
100万回嫌いだと思った。
でも
100万と1回好きだと思った。

抱いた憎しみも苛立ちも
辛さも苦しさも
どけてどけてどけて
最後には愛しか残らない

そんな愛し方だった。


ある日
恋に落ちたから。

ある日
恋が終わるんだ。

恐ろしいほど
出来のいいラブソングを
聴き終わったような

熱情と淋しさが
喉まで込み上げて
嗚咽になる。

それでも
おわりは
私が決める。


「そうだ あなただったの」

おわりのはじまりの日

どこまでも大切な出会いを

胸に刻む。


私の紡ぐ言葉で

少しでもあなたの心がフワっとなりますように。

願いを込めて。

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