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クセある営業

私の仕事は営業マンをサポートするアシスタントです。

とはいえ、仕える営業マンは私よりうんと若く、経験も浅いです。私は転職組なので、彼らよりこの会社での社歴は短いですが、過去に勤務していましたし、社会人経験も長いわけです。

彼らにしたら、年上の部下なのに、いろいろしっている、ちょっと目障りなアシスタントかもしれませんね😛。

で、今、私はかなりクセある営業マンを担当しています。

いわゆる“仕切り屋”タイプで、やる気があるのはいいのですが、あれもこれも口をはさみ、メール乱発し取っ散らかす。

メールが長いのも特徴的です。3行ですむことが、何回スクロールすんだ?というくらい長くダラダラ。結論から言え!

そんなクセある営業マン、取引先にブチ切れました。

「そんな仕事のやりかたにもうついていけません!!」

と取引先相手にメールで宣言し、上司にも直訴。

気持ちは分かるんだけどね。

そこで感じたのは、相手を責めるだけだと、ブチ切れたくなるものなんですよ。

確かにこの取引先のミスは多いのだけれど、未然防止するためにもっと自分にできることはないか。と、少しでいいから考えてみてはどう?

私は営業マンのミスは自分のサポート力不足だと思っています。相手にチェックさせるのではなく、なぜチェックすべきなのかを分かってもらうように説明します。で、チェックは私がやります。

すぐにはできなくとも、一つ一つの仕事がなぜそうなのか、背景、理由、全体像を理解できれば、ミスに自分で気付く力がつきます。

クセある営業マンに、クセを強みにしてほしいから、私は影でサポートしていきます。


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