人生って、ドライブのよう。
先日。
ふと人生はドライブみたいだな、と思った。
ドライブにおいて目的地はあってもいいし、無くてもいい。
目的地に行くにもカーナビで最短距離で走ってもよし、分かりやすい大通りから行くもよし。目的地がなくただ勘で突き進んで、その寄り道の先で思わぬ好みのお店に出会えたりもする。ただその分逆に、突き当たりで引き返さなければ行けないこともある。
人生も似たところがあるんじゃないだろうか。
車を運転する時、いちいち「この凹凸踏んだらガタガタするかもしれないからどうしよう…」「この石ころ踏んだら、パンクするかも…」なんて考える人はいるだろうか。恐らくほとんど居ないだろう。そんなことを考えていたら運転なんて出来やしない。
多分、人生も似たような感覚で生きた方が楽なんじゃないかと思う。
いちいち目の前のことを悩んでいても、その石ころたちの大きさが変わるわけじゃない。もちろんどう乗り越えるか考える価値はあると思うが、そこに危惧ばかししていてもアクセルが緩んでより越えにくくなるだけだ。
そしてなにより、大体の石ころたちを乗り越えたあとは、もう覚えていない。
なんて、こんなことを考えるのは昔から「次の体育は跳び箱か…、憂鬱…」「明日の国語はグループワークだっけ?嫌だな…」と目の前の石ころに囚われまくっている人間だからなのだが。
人生もドライブと同じくらい、遠くを見て景色を楽しみながら進みたいものである。
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