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スポーツの価値とは〜内山 穂南さん〜

今年発刊した、CONCEPTBOOK vol.2 のテーマは「スポーツの価値とは」です。今回は8人目のご紹介です。

今回は元サッカー選手 内山 穂南 さんです。
先日、直接お逢いし、お話しをきかせてもらう機会をいただきました。
すがすがしい太陽みたいな方でした。

Q1、「スポーツの価値」とはなんだと思われますか。
正解のない問いに挑むこと。競技レベルに関わらず、スポーツは自身で決めたゴールに向かって挑みます。その中で、様々な壁にぶつかり、その壁を壊すべく、問いを立てます。しかし、その問いには絶対解は存在しません。だからこそ、自分で決めた選択を自分が納得できるように挑み続けるのがスポーツの価値だと思います。VUCAの時代である現代こそ真価が問われるなと感じています。


Q2、ご自身が経験した「スポーツを通して得たチカラ」を教えて下さい。
私はサッカーを通して、ここでは語りきれぬ程の多くのことを学びましたが、特に大きな影響を得たのはイタリアでの経験です。そこでは「アタリマエをぶち壊す力」を得ました。大学卒業後、サッカー選手になるべく単身でイタリアに渡りました。自分のこれまで創り上げたアタリマエが次々にぶち壊され、アタリマエなんて存在しないことを身を持って学びました。環境を変えるという挑戦によって得た経験がいまの自分に活きていると実感しています。


Q3、ご自身を支え、応援してくださっている方々へのメッセージをお願いします。
突然サッカーを辞めて、社会経験ゼロで起業するという突拍子もないことをする自分ですが、たくさんの方々に支えられ、日々成長することができています。まだまだ修行の身ですが、あいつみたいになりたいと思ってもらえるような人間になれるよう鍛錬を続けていきますので、今後もご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します!

uchiyama02【企画】RUNBRIDGE CONCEPTBOOK vol.2(20210506編集)

内山 穂南(うちやま ほなみ)
埼玉県出身。株式会社Rebolt共同代表。元女子サッカー選手。早稲田大学卒業後、単身イタリアへ。サッカー文化が根付いたカルチョの国での生活から、日本のアタリマエに違和感を感じ、社会に対して問題意識を持つ。引退後は女性スポーツ界から社会をイノベートすべく、株式会社Reboltを起業。映像制作関連のスポーツクリエイティブ会社にも関わりつつ、AEDの普及活動やサッカー指導等も行っている。

■参考
株式会社Rebolt
https://reboltinc.com/

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