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【育児日記8】娘の言葉に涙!朝から31アイスクリームに行きたい理由が、予想の斜め上を行っていた

3女「パパ、今日サーティワンに行こうよ」

朝、保育園に送り届ける時に言われました。

また朝からアイス食べたいとか言っているのか、、、
最近、果物やアイスの量多いしな。しかも31高いからそんなに頻繁に買えないよ。
それよりアイス食べ過ぎだよ。と思いつつ、3女と話をしました。




3女「パパ、今日サーティワンに行こうよ」
私「え?アイス屋さんに行くの?」
3女「うん」
私「どうして?今から保育園だけど、、、」
3女「保育園終わってからでいい。アイス屋さんに言って美味しいアイスの作り方を教えてもらうの」
私「え?アイス屋さんでアイスの作り方を教えてもらいたいの?買うんじゃなくて?」
3女「そう」
私「どうして、教えて欲しいの」
3女「だって、そしたらいつでも美味しいアイスが食べられるでしょ」
私「うーん。でもアイス屋さんはアイスを売ってるでしょ。3女が美味しいアイスをいっぱい作ったら、アイス屋さんでアイスが売れなくなるかもしれないじゃん。教えてくれると思う?」
3女「うーん」
3女「大丈夫、教えてくれるよ」
私「どうして?」
3女「そしたら私が美味しいアイスをいっぱい作って、皆にあげる」
3女「そしたら皆嬉しいでしょ。だから教えてくれるよ」


娘の言っている事を聞いて、軽く涙しました。
皆がそんな風に思える世の中であれば世界はもっと幸せでいっぱいになるのにな。

(終わりに)
どうしても、会社の利益や自分の損得を優先して物事を考えてしまう。むしろそれがマジョリティな考え方であると思います。
しかし、利益や損得を全く気にしなければ、違った価値観で暮らせる様になるかもしれません。
お金や、地位、名誉といった既存の価値観に囚われない自分の価値観にあった幸せを定義できます。
3女にはまだ、そういった価値観がありません。
彼女とっては、31で美味しいアイスクリームの作り方を教わって、自分でそれを作り、皆に配って、一緒に食べる。それが楽しい事であり、やりたい事で嬉しい事なのです。


私は31アイスクリームの作り方を教えて欲しい、という娘の希望に対して即時に無理であると判断しました。代替案でネットで作り方を調べて一緒に作る提案をしようと考えましたが、3女の話を聞いて気付かされました。
自分で無理であると壁を作ってしまったら、その先には行き着けないということを。
無邪気な発想は、時に自分の型にはまった思考を壊してくれます。
学び大き子育てですね。

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