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Moi Suomi!

Moi! (こんにちは!) ひかると申します。
突然ですが、私は今フィンランドのKellokoskiという小さな町でこの文章を書いています。
この4月から大学を1年間休学して半年間フィンランドに滞在し、学校や障害者コミュニティなどでボランティアに参加する予定です。
この貴重な機会で日々感じたこと学んだことを忘れないように、またそれを私の周りの人にお届けできたらと思い、noteに綴ることにしました。

4/6にフィンランドにやってきて、丸3日が経ちました(今こちらは4/9の朝です)
昨日までの3日間の出来事と、そもそもなんでフィンランドに来たのかについて書きます。

私がフィンランドに来た理由

少し話は遡りますが、私はアイセックという学生団体で3年間活動をしていました。
本当にたくさんの経験をさせてもらったのですが、その中の一つに昨年春に参加したカンボジアでの海外インターンシップがあります。

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小さな語学学校で英語や日本のこと、社会のことを教えたり、学校のオーナーとどんな学校にしたいのかをたくさん話したり、現地の大学生とちょっとした企画をしたり、自分なりに自分の信念にそって奮闘した6週間でした。
そのインターンシップを経て、とても抽象的ですが、「人の可能性を広げたいという想いをカタチにしたい」と思うようになりました。
それから周りのことに前より興味を持つようになり、いろいろな人のお話を聞きに行ったり、イベントや日本のボランティアに参加してみたり、ソーシャルビジネスに関わるアルバイトを始めてみたりしました。
同時に、3年目のアイセックの活動にも励んできました。
その様々な経験で心を動かされた点をつなげてみたときに、いつしか選挙のミニマニフェストに書いた理想の社会を実現する一助になりたいと強く思いました。
でも、"平和で人々の可能性が最大限発揮された社会"を私にできる方法で目指すにはあまりにも知らないことも多いし無力で。

そんなときに興味を持ったのが北欧、フィンランドでした。
(幸せを測る基準が云々はありますが)世界でも幸せの国として取り上げられているフィンランドの社会、人々の生活、そしてフィンランドの国を強くさせたと言われている教育の実態に深く携わり、自らも活動をする中で、
幸せってなんだろう、一人一人がらしく可能性を広げられるためには何が必要なんだろう、という問いに向き合いたいと思い、今フィンランドにいます。
人の可能性を広げられるためにはまず自分自身の可能性を規定せず、自分らしくぐんぐん活動をしていきたいと思っています。

ステキな10時間の空の旅

ありがたいことにフィンランドの首都ヘルシンキまでは地元セントレアからフィンエアーの直行便が出ています。
機内で出てくるコップやアメニティーはマリメッコデザインであしらわれていて、かわいいが溢れていました。

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10時間もの長旅を一人で過ごすのは初めてでちょっと寂しいなと思っていたら、隣の席の日本人の方が話しかけてくださって10時間のうち5時間以上は話してたんじゃないかというぐらい話していたので全く寂しくありませんでした。笑
ミラノで長期出張されている息子さんに会いに、東京にいるもう一人の息子さんとヘルシンキで合流して一緒に行くそうです。
以前アメリカに駐在されていたということで、アメリカで大切にされている価値観のことや現地の教育のシステムの話が中でも一番印象的でした。
小学生の頃から自分の"好き"や"得意"をぐんぐん伸ばせるようなカリキュラムの立て方になっていて、その教育を受けられたからこそ今の子どもさんの進路があるそう。
もっと調べてみたいです。とても楽しいフライトでした!

ついにフィンランドへ!

10時間の渡航を経て、無事フィンランドに到着して、空港ではこれからお世話になるホストファミリーが迎えに来てくれました。
私が今いるKellokoskiは首都ヘルシンキから電車で1時間圏内にある小さな街です。
特にホストファミリーの家はそのKellokoskiの街中から少し外れた場所にあるので家の周りには自然が溢れています。

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ついた土曜日とその次の日はファミリーと過ごしました。
近くを散歩したりサイクリングしたり、家でゆっくりお話ししたり。
フィンランドでは有名と聞いていたサウナも一家に一台あるところが多いようで、早速サウナデビューもしました。
ほとんどサウナは入ったことがなかったので苦手かな…と思っていたら、50度程度なら私も楽しめそうです!(みんなは80度で楽しむのだそう…)

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まだなかなか思うように意思伝達できないこともありますが、とても広く温かい心で迎えてくれているファミリーに感謝です。
これからたくさんのことを共有できることが楽しみです!

ヘルシンキをぶらり

そして昨日はお昼からヘルシンキに行きました。ホストファミリーの娘さんとそのお友達が学校帰りに連れて行ってくれました。
今回私はICYEというNPOが斡旋しているボランティアプログラムに参加していて、ICYE Finlandのオフィスを訪ねることが今日のヘルシンキ行きの目的でした。
オフィスに無事着いて、オリエンテーションを受けました。

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この団体は理念や設立背景、主幹事業、世界規模な組織形態が私の古巣であるアイセックと似て通じるところがたくさんあり、だからこそまたこうして実質2度目の海外インターン/ボランティアに参加できることがとても嬉しいし、これから始まるボランティアを精一杯楽しんで頑張りたいと改めて感じました。
私は現地校でティーチアシスタントをするプログラムに参加していて、これを書いている4/9から学校に行き始めます。
そして学校が夏休みの6、7月はもうちょっと田舎にある障害者コミュニティに活動拠点を変えて活動します。
どちらも今までにない経験になりそうで、とても楽しみです。しっかり吸収してアクティブに動きたいです。

そしてオリエンテーションの後はヘルシンキの街を散策しました。
ヘルシンキ大聖堂やお土産屋さんなどを巡って、街並みも古典的で素敵で、お友達オススメのハンバーガーも食べて、とても充実していたのですが、1番インパクト強かったのが最後に行った図書館です。

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空間がなんとも開放的!
上の写真の右側ではちょっとした劇をやっていてたくさんの人がそれを見ています。
勉強したり仕事をしたりご飯食べながらいろいろ作業していたり、思い思いの時間を過ごせるような場所でした。
私もいつかここで作業したいなあ…また出直して来ます。笑
そんなこんなでとても充実したヘルシンキ散策でした!

終わりに

余談ですが、この記事を書くのにとんでもなく時間を使ってしまいました。
毎日長く書くつもりはありませんが、継続的に行っていきたいことなのでちょっと先が心配です。
自分の言葉でアウトプットすることが難しく、そしてとても慣れていないなあと実感。
もともと内向的で周りの反応を伺うような性格なのですが、この半年間をきっかけに(無理しない程度に)自己保身にしかならないような周りへの壁を作らずに少しずつ自己解放をしていきたいと思っています。
という背景もあって、継続的に更新を続けていきたい所存です(発信の継続のコツなどあったらぜひ教えてください!)

また、フィンランドという遠い土地にはいますが、いつもお世話になっている皆さんと引き続き関わらせていただく中でさらにいろいろな知見を得たりフィンランドでの学びを深めたりできたらと思っています。どうぞよろしくお願い致します…!
また、フィンランドのことや教育のこと、いろいろなことについて、もし気になることや現地の人に聞いてほしいことなどありましたらご連絡いただけるととても嬉しいです!

初回につき長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました☺︎

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