しなの鉄道がんばれ

1998年の長野オリンピック開催に合わせて、高崎から長野までの長野新幹線が開通したことに伴い、それまではJR信越本線だった軽井沢~篠ノ井間をしなの鉄道株式会社が経営することになった。

のちに、北陸新幹線が開通して富山方面に新幹線が延伸されると、今度はJRから長野~妙高高原間を経営譲渡され、北しなの線が誕生した。

篠ノ井~長野間は、今もJR信越本線であり、しなの鉄道は軽井沢~妙高高原間をJR区間に乗り入れる形で運行している。

そのしなの鉄道が、昨日、新型車両SR1系を導入した。これまで使われていたJRの中古車両115系に代わって、これからは、きれいな車両(しかもトイレ付き)で、通勤客や観光客を運ぶことになる。

設立当初は、長野新幹線に軽井沢~長野間の乗客をとられて、一時は債務超過に陥ったというが、これまでにH.I.S.やスカイマークから人材登用して、なんとか今に至っている。

がんばれ、しなの鉄道。

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