24日目 diy_day3/3 (完) 5/5点
こんにちは!無職になって1ヶ月も経ちそうだってのに、楽しいこといっぱいで何の危機感もないうわさです!
組織にスパイク人間に改造されてしまい、スマホで文字が打ちにくいです。
色々しょうもないことばかりの世の中ですが、在宅勤務で気が滅入っている方はいらっしゃらないでしょうか。在宅の極意をお教えするので、気軽にご連絡ください。
ついに完成したんすよ。もうたまんねーって感じです。模様替えってほんと楽しいですよね。みなさんも"森"の方でやってんじゃないですか、"森"の方で。
以前は木材に油を塗って乾燥させるところまで、まとめましたね。今日は最後までまとめるぞ。
まぁ、言ってもあと組み立てるだけなんですけど、これがなかなか大変でした。仮組み、というかとりあえず並べた状態でほんとにギリギリで、外でやると部屋に持ち込めなそうなので室内で作業することにしました。壁際いっぱいまで使わないといけなかったのでもう少し大きければ詰んでました。
寸法自体は設計の段階で決めていたんですが、一度固定すると手直しのやりようが無いので、現物合わせで細かいサイズを決めました。棚受けを可動できるレールにするという手もあるのですが、見栄えなどを考慮して今の持ち物の状態でベストなサイズを検討し直しました。
固定は自分の工作技術を考慮して、側面から棚板の木口に向けてビスを打つ、芋継ぎという最もシンプルな方法を選びました。ホゾ組みはちょっと素人にはハードルが高い。ビスが見えるのが気に入らないけど仕方ないです。まぁそれも後述の方法でなんとかします。
設計の段階でたわみや崩壊など、荷重に対する安全面の懸念があったのですが、材質を見る限り問題なさそうで安心しました。
この段階で、いよいよ完成像が見えてきてワクワクしっぱなしでした。木目の模様をみて、パーツごとに向きや場所を確定させていきます。マスキングテープでマーキングしとけば間違う心配がなくていいですね。
内側外側が確定したので、側板に先ほど決めた取り付ける場所をマークしておきます。さしがねを使うと簡単に直角の線が引けるので便利です。
ちょうど反対側にもビスを打つ場所をマーキングします。棚板の中心と左右に3本打ち込みます。わざわざ物差しで測らなくても、寸法に合わせた紙を折ればぴったり分割した場所をマークできるじゃん、と思って早速10秒で作りました。こういう作業を円滑に進める為の道具を治具って言うんですけど、その辺のありもので出来るものがいっぱいあるので、適宜考えながらやっていきます。
そうしてマークした場所にポンチを打って、穴の場所をガイドします。さっきの話ですが、何とかビスが見えねえようにならないかな〜と考えた結果、ダボで目隠しすることにしました。なので、次はポンチの場所にドリルで穴を空けます。ビスの頭が直径8mmだったので、穴の径はφ10にしました。
ダボ用の短いドリルもあるんですけど、おれは、物も人間も応用の効かない奴が大嫌いなので、普通のドリルを使います。目安の位置にテープしときゃ大丈夫。
真っ直ぐに穴を開ける自信は無かったので、垂直にドリルで穴を空ける専用のガイドは買いました。つい今言ったことと矛盾してる。ウワァ。
ブスリ!!
やっぱり専用の道具は便利だわ。多様性が求められる社会ですけど、やっぱり最後に頼れるのはエキスパートダネ。ポンチの穴に合わせて、ガイドに沿ってジャンジャン穴を空けます。
穴を空けたらコーナークランプで反対側に棚板を固定します。木材ごとに反りもあるし、断面も厳密には水平じゃないので一人だと押さえながらの作業って無理ありますからね。やっぱりコーナークランプが無いとね。そういうものがあります。
固定出来れば、マルチツールのヘッドをインパクトドリルに変えて、ひっくり返して上からビスで固定します。ひっくり返しても棚板二枚でしっかり自立したので、それぐらいの工作精度は出せてるのが分かってよかったです。写真の通り、穴の位置全部同じ手順で固定していきます。穴にスッポリとビスがはまってるの、なんとなく気持ちよくないですか?
途中、一枚だけフシの位置が悪くて、割ってしまったのがとても悔しかったです。補修は散々やったので仕上がりにはそこまで影響しませんでしたが、まぁいいことは一つもないです。普通はしなくても大丈夫なんですけど、ちゃんと材料を見て不安なところには、ビス用の下穴を開けましょう。万全を期すなら全部した方がいいです。めんどくせぇのでしませんけど。
両面が固定できたら、いよいよ一つの塊として襲い掛かってくるのでデカオモ過ぎでムキムキになっちゃった。向きを変えるのも一苦労でした。
あとはゴムハンマーで穴と同じ径の丸棒をブチ込んで
ダボ切り用のノコで、出た分を落としちゃいます。ダボ切りは必ずダボ切り用の"アサリ"がないものを使います。普通のノコギリには食いつきを良くするためにアサリ、という飛び出た歯がついてるんですけど、それを使ってしまうと他の部分も傷だらけになります。
若干側面より浮かせて切って、あとは粗めのヤスリで慣らします。せっかくのオイルステインがハゲてしまいますが、同じ手順でオイルをかけ直せば馴染むのは検証済みなんだよ!!
この状態で何日か過ごしたんですが、部屋の真ん中にでっけぇ木があると生きづらいなあと思いました。
どうですか?素人工作丸出しのビス剥き出しより、ワンランク上って感じしません?良くね??
あとはペグボードを決めた位置に取り付けます。棚板のビスを避けた位置にドリルで穴を空けてビスで固定します。おれは余白に美しさを感じるので、本体にベタ付けするのではなく、スペーサーを噛ませて少し浮いた位置に固定しました。
どうでしょう!こっちの方がおしゃれだと思います。ドリルを使った工作もこれで終了です。立たせてみたらしっかり自立したので、まるで我が子が初めて立ったのを見るかのような、温かい気持ちになりました。
数秒後に倒れかかってきたんですけど。
子というのは親を超えていかなければならない、と思うのですがあまりにも早い反抗期にパパは死ぬかと思いました。
毎秒ごとに、殺されるかもしれないという危機感を感じるのも生の充足が得られてよいのかもしれませんが、そんなメタルギアのキャラみたいな趣味は無いので、ちゃんと天井と床で突っ張らせて二度と倒れてくることの無いようにします。ディアウォールやラブリコといった、ツーバイ材専用の固定用パーツが市販されているので、それを使用します。今回はラブリコ アイアンという鉄製のものを購入しました。
本体と床用のクッション、固定用ネジが入っていました。左右二つ購入。ツーバイ材用のものなのでシックスバイ材には少し短いですが、厚みは同じなので見た目以外の問題は全くありません。
このように位置に合わせたら、ジャッキの要領で天井に突っ張らせて
ドライバーでネジ留めします。この商品自体は専用工具など必要ないので、未経験の方でも簡単に使えますね。賃貸などに住んでいて壁に傷を付けられない、という方でも木材を突っ張らせれば色々自由に取り付けができるので、収納などにお悩みの方は考えてみては如何でしょうか。棚にしなくてもフックを打ちつけたり、ペグボードを張ったり色々捗ると思います。
………。
ということで、完成しました!!!!!!
出来た瞬間テンションがブチ上がって、速攻で本などをギチギチに詰めてしまったので、何もない状態の写真を一枚も撮っていませんでした。
以前は本とかがありすぎて平積みの状態だったんですけど、収まるところに収まる、というのは本当に気持ちがよいですね。もう既に満タン状態というのが少し気がかりですが、仕上がり自体は大満足です。
クローゼットのドアも見ての通りピッタリ。本棚部分のサイズも完全に自分用に出来て、本当に最高です。市販の家具じゃ絶対こんなことできないですからね。
【before】
【after】
イェーイ サイコ〜〜〜!!!!!!
ということで、色々模様替えの事とか書きたいのですが、DIYについての記事なのでここで一旦打ち止めにしてまた後日、模様替えの模様(爆笑)をまとめたいと思います。
皆さんも暇があればDIYに挑戦してみてはいかがでしょうか。こんなご時世ですが、ホームセンターは開いているそうです。暇を持て余すよりは有意義なんじゃないかなと思います。
完成までかなり時間がかかりましたが、最後までご覧になって下さった方、ありがとうございました!こういう時なので、お体には特に気をつけて暇をお過ごしください。それでは。
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