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ぱっと面白いことが言える人が羨ましい

テレビを見ていると、よく出てくる街頭インタビュー。あれを見ているとこんなに面白い人がいるのかと思う。1番すごいと思うのは、ケンミンショーに出てくる大阪の人たち。県民性なのかもしれないけれど老若男女、出てくる人達がみんなめちゃくちゃ面白い。全員芸人でしょうかレベル。それに自分からはいはいと喋りに言っているのも面白い。

街頭インタビューに限らず、ぱっと面白いことが言える人が羨ましい。ここでこう言ったら面白いかなそうでもないかなと思っているうちに、言うタイミングを失ってしまう。面白さってタイミングも大事だと思う。難しい。

そんな私も2回街頭インタビューを受けたことがある。この話を誰かにしたら、さすが東京じゃんって言われたこともあった。確かに土日の繁華街でテレビカメラを見かけたことも何度かある。今まであれはどうやってインタビューされているのだろうと思っていたけれど、こんにちはー○○局の○○番組なんですけどー的な感じでやって来る。

記念すべき1回目は夕方の渋谷駅前。まずあんなに人が常にごった返している中で、なぜ私たちが選ばれたのか謎だけれど彼らはこちらにやって来た。TBSのお昼の番組だったかな。質問は”ネットでのトラブル”。初めての街頭インタビューだと喜ぶ間もなく、考えるけれども出てこない。でもこの時の私は間違って面白いことやすごいことを言ってテレビに映ってしまうのは避けたかった。なぜなら隣にいるのは友達の彼氏。状況的にはWデートの途中で訳あってたまたま2人でいたというだけなのだけれど、色々とまずい。結局当たり障りのないことを言って、乗り切った気がする。

それから3年後くらい。今度はお昼間の浅草周辺。友達とランチを食べてからぶらぶら歩いていたら、彼らがやって来た。今度は日テレの月曜から夜ふかし。フェフ姉さんばりに面白くないと使われなさそうだし、テーマは”あだ名”だった。友達とひそひそなんかある?と話し合ったけれど、お互いテレビで発表できそうなあだ名がない。マツコが突っ込んでくれそうなあだ名が。結局なにを話したか忘れてしまったけれど、そんな私たちは当たり前にテレビに登場していなかった。

ちなみに個人的に1番出たいテレビは、家ついて行ってイイですか?。あそこまで一般人の生活や人生を淡々と振り返る番組はないと思うし、私も自分の人生を客観的に見てみたい。でもあんなに家の中を見られるにはもっと広い家に住まないと、ボロが出る気もする。そういえば、家ついてっての取材きたとストーリーに書いている人もいたなあ。

いつかそんな日が来るまでに、面白いことが言えるようになりたいなと思ったり思わなかったり。

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