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プロローグ 1. 「やだな」と思うところにいない。(by ラム子)

なぜこれを、いちばんはじめに言おうと思ったのかは自分でもわからないのだけれど、これはとても大切なことです。

例えば演劇は、舞台の上で、演劇上の違和感ある距離に役者同士が居ることがあるのだけど、学生で教わっている時、一流の演出家でもあった当時の教授が言ったことがありました。「あれ、この場所気持ち悪いなって思うね、立ち位置に居たらダメだよ、気持ちが悪いって心が感じているのは、大切なサインで、それを無視したら間違った芝居を進めていくことになってしまう」

すごく簡単なたとえで言うと、混んでいる電車で隣に誰か座っても変な気持ちはしないけど、すごく空いている電車で、いきなりわざわざ隣に座ってくるひとがいたら、ちょっとびっくりする。
あの感覚はとても大切なもので、どんなものにも応用できる。

例えば「ああ混んでてこの電車乗るのやだな」と思っても、時間の都合で次まで待てない時とかもある。そういう時せめて「なんかやだな」と思う車両には乗らないようにする。「なんかやだな」と思った時、基本的には五感で説明がすぐにはつかないかもしれない何かを、あなたはそこに見つけています。「気のせい」と言う言葉があるけど「気のせい」は「気」のせいであって、「何もない」のではなくてそこに何か嫌な「気」があります。

「あ、なんかこのグラス使いたくない」「あ、なんかあの場所には今日行きたくない」そういう心の中のサインを、なかったことのようにしてしまうと、ラララから遠ざかってしまいます。

でもだからって、じゃあ仕事休む、とか、じゃあ上司が渡したグラスを使わないわけにいかない、とか、社会には「気のせい」に従ってばかりはいられないシチュエーションが多くあります、というかむしろそれの方が多いと思います。そういう時は、ちょっと経路を変えてみましょう。

よく、昔の小説や気学なんかで、直接目的地に行くと方位が悪いから、
一旦どこどこの宿に泊まって方位がえしてから、向かう、なんていう話があるのですが、そういったような感じ。小さな魔法をじぶんでかけるといいです。軌道をずらすようなニュアンスかな。どうしてもいかなくてはいけない場所ならちょっといつもと違う行き方で行く、とか、使いたくないものだけど使わざるをえないものなら、ちょっと回転させるとか、コンコン、と音を出す、とか、何かその場で、世間的に違和感を抱かせずにできること。

儀式は儀式のプロセスにこだわりがちですが、ほんとうは「なぜそのプロセスなのか」が大事なのであって、この場合は、じぶんが気になっている、そのじぶんとは合わない「気」を、意図的に祓うとか躱すということが目的なので、やり方はなんでも構わない。そのことによってじぶんが安心することが大事です。じぶんが「やだな」から解き放たれた時、からだの中から「la la la」が発光されるので、もうその「嫌な」軌道からはずれています。

猫はそれが上手だと思うな。猫が居たくない場所に我慢している姿はあんまりみないですよね。だから猫はラララ動物だと思います。

できれば猫のように。笑。
しなやかに、しれっと、居心地のいい場所にコロンと居てください。

ラララ世界の中心はあなたであって、いつどんな瞬間からも、その一瞬先の未来の時系列を変えることができます。

それではらるらるらん♪
ラララ世界で会いましょう☆ 


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<ラム子より不器用さんたちへ>
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それをテーマに次の記事を書くなど、一緒にこのマガジンを作っていきたいと思っています♪ la la la♪



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