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やっぱり椅子がスキ❣️@東京都現代美術館 ジャン・プルーヴェ展

椅子が好きです。椅子はただ座るための道具というだけでなく、「居場所」とか、その椅子で過ごす時間を象徴しているような気がします。
生まれた子供へ「君の居場所はここにあるからね」という意味を込めて椅子を贈る北海道東川町の試みがとても気に入っています。


というわけで、椅子好きとして、見逃せないと思っていた、ジャン・プルーヴェ展に行きました。


現代美術館です。
6月に行った展示で予告を見て、とても楽しみにしてました。



かなり大規模な展示会です。

ジャン・プルーヴェはナンシー派の画家の父と音楽家の母に育てられた、フランスの建築家・デザイナーです。金属工芸家からスタートし、家具から建築へと仕事が発展してゆきました。
(名付け親は父、ヴィクトールと親交があったエミール・ガレ)

この展示会は、この部屋から先は撮影が可能。
まず、自転車が飾ってあります。

あるある、椅子が!

銀行で使われていた踏み台。


あるある!椅子が!

あるある!

あるある!

どのようなシチュエーションで使用されているのか写真で説明されています。

椅子がいっぱいで、テンションアップ中。

現代美術館の良いところは、大きなものの展示もできるところ。
この吹き抜けの空間!

なんと建築がそのまま展示できてしまいました。
広々していると、ストレスなく鑑賞できます。

向こう側に見える2階の通路から見下ろすこともできます。


始まりは金工職人だったジャン・プルーヴェはその経験からスチールタイプの椅子を作ります。
そして、家具、手すり、ドア、プレハブ住宅と広がってゆきます。
ヴィンテージ家具のオークションでは数千万の値段がつくものもあるようで、ブラピや、マーク・ジェイコブスなどセレブがコレクションしていることでも有名です。
通販サイトで「ジャン・プルーヴェ」で検索すると2万円〜10万円くらいの椅子・机などが多数ヒットしてきます。

椅子を見て満足した後は、休憩です。

今日は以前現代美術官へ来た時に混んでいて入れなかったレストラン「100本のスプーン」でランチをしようと決めていました。
そうしたら、デザートにプルーヴェのパフェがありました。
限定に弱いので、早速注文。

「パフェ・ポルティーク」
ジャン・プルーヴェの建築物へのアプローチに注目し、構造体の形をしたクッキー付きのパフェです。
洋梨のシャーベットと洋梨のキャラメリゼの下は、サクサク食感のパイとコーヒームース、洋梨クリームヨーグルトムース。
その下は緑茶ジュレ。
その下はクランブルスポンジラスク。
その下に塩キャラメルアイス。
ラムのジュレと洋梨のキャラメリゼ。
一番下はラズベリーバルサミコソース。
添えられているのはラム酒。
洋梨にとても合います。

デザートから先に決めました。
でも前菜も各種食べてみたい。アラカルトで頼むと食べきれないので
コースのランチにしました。
見た目にも綺麗なプレートです。

メインはチキン・お魚・ビーフシチュー、ステーキから選びます。
私はこちらの真鯛のポワレにしました。
実は、コースにもデザートが付いているのです。
お腹いっぱいにならないように一番軽そうな魚料理をチョイス。
デザートを先に決めてしまった結果です。
(別腹ですけど。)

でも、ソースがとても濃厚でした(海老のソースだった!)


好きな椅子を見て、美味しいものを食べて、楽しい夏の1日になりました。

ジャン・プルーヴェ展

椅子から建築まで

2022年7月16日(土)ー10月16日(日)
(月)休館
10:00〜18:00



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