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【デザイナー編】制作会社1年生の記録


業務内容

ポスターやチラシ、ロゴ、コーポレートサイトやLP・バナーなど様々なデザインに携わらせていただきました。

経験も知識も浅かったので、社内でも比較的納期にゆとりのある案件を中心に任せていただきました。デザイナーの先輩からのフィードバックも手厚く、専門1年生の方がまだ知ってることが多いレベルの私に怒ることもなく、根気よく基礎の基礎から教えていただきました。


働いてみて

実際に業務をさせていただいて、一番感じたのは自分の「センスの無さ」でした。私は向いていないんじゃないか、どれだけ頑張っても一生、ダサいデザインしかできないんじゃないか、そう考えて落ち込むことの方が多かったです。

水野学さんの「センスは知識からはじまる」。
この書籍に何度救われたか分かりません。

 実際、僕のアウトプットだけ見れば、突飛なクリエーションもあるのかもしれません。突然、とんでもないことを考えたりもします。
 しかしそれは、地道かつごく普通のインプットをしたり、徹底して段階的に考えて利した末での飛躍です。いきなり雲の上までジャンプしたわけでもないし、アイデアが天から降ってきたわけでもありません。一瞬、空を舞うジャンプができていたとしても、その前には日々の筋トレもしていれば、ジャンプの直前、猛スピードで助走したりもしているのです。

水野 学『センスは知識からはじまる』

新人デザイナーならきっと誰しもがぶつかる壁なのではないかと思いますが、水野さんの言葉を素直に信じて、もう少し地道に頑張り続けようと今では思うことができています。

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スクール時代にWEBのデザインをした事はありましたが、紙物のデザインはしたことがありませんでした。
行間や字詰め、マージン、フォントサイズなど…上げだすとキリがないほど紙物とWEBは作りが違います。同じ紙物でも、媒体やサイズによっても注意事項が変わってくるので毎回驚きました。
紙物では毎回「字詰め」や「見出しっぽさを出す」ことに苦戦していたのですが、WEBデザインでもこれらの知識が役に立つことが多いと感じています。

コーディングとWEBデザインの両立のおかげで気がついたこともありましたが、WEBデザインとグラフィックデザインの両立のおかげで学んだことも多かったように感じています。

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入社前に学んでおいたらよかったこと

  • グラフィックにおけるマージンと種類による相場

  • 基礎的な印刷用語

  • トンボの作り方

  • 素材の切り抜き、レタッチ

  • カーニング、字詰め

  • 媒体によって違うpt(級数)の相場

  • "見出しっぽさ"を出す練習

  • フォントの基礎知識とよく使用されるフォントを知る

  • 自分の"定番フォント"を作る



これから学びたいこと

次の会社ではデザイナー業務を一旦ストップして、コーダーとして経験を積むことになりそうです。
ですが「デザインもコーディングもできるwebクリエイターになる」という夢は諦めていません。

制作会社での1年間を通して、デザイナー・コーダー・クライアント様との関わりやディレクション業務など、様々な経験をさせて頂きました。
一つひとつに真剣に取り組みたい私の性格上、あれもこれも完璧に!と頑張るとキャパオーバーになってしまうことがよくわかった1年間でもありました。

まずはコーダーとして一人前になること。
デザインの業務から一時的に離れても、個人的に継続していく。

短期間であれもこれも出来る人になるのではなく、目の前のことや興味があることに一生懸命取り組んでいたらいつの間にか出来るようになってた、くらいの長い目でweb制作に携わり、楽しんでいきたいです。

ありがたいことに、挑戦したいことには挑戦させてくれる会社なので、コーダーとして長く働いたらデザインに携われなくなるんじゃないか、という不安もいまのところありません。

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長くなりましたが、前回のコーダー編と同様に、これから学びたいこと一覧をご紹介します。コーダー編よりもかなり基礎固めや趣味に近いゆるめの内容なります。

  • 色彩検定 3級/2級

  • UI・UXについて学ぶ

  • 心理学(行動心理学や色彩心理学など)

  • 人物のイラストを作る

当日視聴だと無料で参加できるウェビナーもたくさんあるので、有料のセミナーも受けつつウェビナーも利用して、何を学んでどんな経験を積んでいくか、のんびり模索してみたいと思います。

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以上、【デザイナー編】制作会社1年生の記録でした。

コーダー編からデザイナー編、期間が空いてしまいました。
引き続きマイペースに、日記のような雑文からwebに関すること、最近のおしごと事情などについて書いていたいと思います。

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