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わたし、買付申込をする - 【所有者不明土地管理制度をやってみた?!】

不動産屋さんからは「図面はありません」との築古物件あるあるの回答をもらったので、ネットの間取り図作成サービスを使って、現状の間取り図を作成します。

その現状を踏まえた上で、民泊にした場合に、どのような間取りになるかを検討します。

建築素人ではありますが、なんとなく10名ぐらいが宿泊できそうな間取りが出来上がりました。最近のネットサービスは本当に素晴らしい!

不動産屋さんから「1番手が滞っている」「若干の値下げもいけそう」との話があり、間取りもなんとかなりそうとの目星もついたので、3月末に1300万円で買付を申し込みました。
300万円も値引きができれば、リフォームも助かります。

一方で1番手に対する武器という意味で、融資特約はつけませんでした。

そしてリフォーム予算も把握するために、リフォーム業者様との内見の承諾をいただきました。

今までの経験上、リフォームについては、各業者さんの得意不得意もあり、金額もかなり差が出てくることが多いので、数社別々に間取り図イメージを参考に現地調査をしてもらうことにしました。

また民泊の運営をすべて自分で行うことは難しいと考えているので、代行業者さんにも問い合わせをかけます。

いくつかの代行業者さんに間取り図をもとにした想定プランを出してもらい、収支計画をブラッシュアップしていきます。

リフォーム業者さんと現地調査していると、不動産屋さんから1300万円は流石に無理ですが、1500万円ぐらいだったらOKでそうとの連絡をもらいます。

ちょっと考えて、少し欲を出して1480万円で再度買付を申し込みました。

リフォーム概算もざっくりと聞けたので、融資付けにも動き出します。大久保の物件の経験から、民間金融機関は渋そうなので、まずは日本政策金融公庫に申し込みます。

公庫融資は初めてだったため、各種テンプレートの必要資料を揃え、代行業者さんからの運営費用、リフォーム業者さんからのリフォーム費用などを加味した収支計画、今回の民泊事業に関するプレゼンテーションなどを用意して、ネットから申し込みました。

並行してノンバンクにも聞いてみようと、三井住友トラストL&Fにも申込をします。

こちらはすぐに連絡が来て、必要書類をすぐに揃えて送り返します。

すると次の日に電話がきて、「耐用年数超えで融資不可」との回答。あっさりと断れられてしましました。

まぁ、民間はそんなものだろうと公庫からの連絡を待ちます。
一週間ほどで面談の日程と必要書類が書かれた書面が届いたので、慌ただしく準備をします。

面談当日、準備万端で公庫にむかいます。

担当の方は、内容についてはかなり理解を示してくれて、前向きな感じ!
融資金額は物件購入&リフォーム費用&諸費用の初期総事業費の70%を申し込んだのですが、大丈夫そうな返答です。

やはりこういう事業は公庫融資があっているんだなと、公庫様様の気分で帰りの途につきました。

しかし次の日、不動産屋さんから売主は満額でないと受け付けないとの回答・・・。
ここにきて、売主さんが強気です。

再度、満額で収支計算をしてみますが、運営費用は変動費も多いので確度の高い数字が出るものの、リフォーム費用の部分が、どうしても不安が残ります。

すでに公庫からは前向きな話があったのですが、もし融資がつかなかったら、そこそこの現金を使わなくてはいけなくなってしまうので、それはかなりのリスクです。

そこで、最終的には満額だけど融資特約ありでの買付を申し込みました。

なかなか購入にも苦労です・・・。

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